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第36回卒業証書授与式を挙行

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 1月30日(土)、第36回卒業式を挙行しました。
 卒業生225人(36期生)が松尾孝司校長から卒業証書を授与されました。

 松尾校長は、式辞の中で、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの作家ポール・ブールジェの「自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと自分の生きたとおりに考えてしまう」という言葉を紹介し、次のように卒業生に語りかけました。
 「『そうでないと自分の生きたとおりに考えてしまう』とは、日々の生活に流され、過去にそして周りに束縛された自分で居続けるということでしょう。そこには、夢や希望があるとは思えません。『自分の考えたとおりに生きる』、すなわち、納得がいく人生を歩むためには、自分は本当は何を求めているのか、どう生きるべきかと、絶えず問いかけ、その問いかけに対する自分の心の素直な声を聴くことが何よりも大切です。私たちは、決して自分自身を欺いてはなりません。どうか、自分と対峙する静かな時間をもち、心の奥底から出てくる声に耳を傾けてください。」
 卒業式は、最後に、卒業生からの保護者の方々、教員への感謝の言葉で締めくくられました。
 卒業生の皆さんは、奈良学園高等学校で学んだ自信と誇りをもって、新しい人生を切り開いていってくれることと思います。