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「かがくdeムチャミタス!」を通して番組制作について学びました!

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 去る1月28日(土)に中1生を対象に、第2回特別講座を開催しました。当日は中1生とそのご家族とで会場を埋め尽くす中での開催でした。
 今回のテーマは「テレビ番組の裏側から~制作現場から学ぶ~」と題して、本校の工藤教諭も出演させていただいる番組、テレビ大阪「かがくdeムチャミタス!」(※)を制作されている3名の皆さんを講師の先生としてご来校いただきました。テレビ大阪制作局の清原寛プロデューサー様、テレビ大阪編成局の鈴木理加アナウンサー様、株式会社ジェイワークの梅景泰利プロデューサー様の3名です。
(※この番組は、吉本興業の石田靖さん(よしもとクリエイティブエージェンシー、吉本新喜劇ご所属)、スターダストプロモーションのたこやきレインボーの皆さん(エイベックスよりメジャーデビュー)が実験を通して科学を楽しく発信していく番組で、テレビ大阪、奈良テレビ、テレビ和歌山、びわ湖放送、福井テレビ、琉球放送、新潟総合テレビ、テレビユー山形の全国8局で放送されています。)

 まずは、プロデューサーとディレクターの役割の違いを教えていただきました。プロデューサーとは、番組の企画・立案から始まり、どういう出演者にするかのキャスティング、番組制作にかかる費用の管理も行う番組の総合責任者であり、ディレクターとは、制作の企画・立案で決まったことを確実に映像として表現していく人で、実際にカメラマンや出演者と具体的にやりとりしながら収録していく人だそうです。
 このあと、実際に放送された「4tの飛行機を高校生の女の子(たこやきレインボー)がたった二人で引っ張って動かせることができた」を視聴して、番組制作には、どれだけの人が関わられているか(スタジオ収録時には50人ほども関わられているとのこと)、企画から放送までどれだけ期間がかかっているか(2ヶ月前から実に多くの準備をこなして放送日を迎えられているとのこと)、放送時間12分の番組を放送するのにどれくらい収録しているか(スタジオ収録で90分くらい収録して編集に6~10時間もかかって12分にまとめ、その間に音響効果や字幕など実に多くの人が関わられているとのこと)、などを教えていただきました。
 またこれらを通して、常に、視聴者の皆さんがいかに楽しく、またわかりやすく理解してもらえるようになっているかというお気持ちで、細かく各所にわたってとても多くのスタッフの皆さんによって配慮がなされていることも学びました。テレビ業界に関心がある生徒もおり、「動画にBGMを効果的につけたいのですが?」「科学部の活動で実験教室などをしていますが人にわかりやすく伝えるのはどうすればよいですか?」などの質問も飛び出し、質疑応答も含めとても有意義な講座となりました。
<番組のHP> 番組名「かがくdeムチャミタス!」
        http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/muchami/
<番組が配信されている放送局>
        http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/muchami/tv.html
<番組の関連動画>
        動画サイト「ドクとたこやきレインボーの がくやdeムチャミタス!