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中学3年生特別講座 「裁判員裁判を体験しよう」を開催しました

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 7月26日、27日、中学3年生を対象にした法教室「裁判員裁判を体験しよう」を実施しました。

 まず、大教室において裁判員裁判のビデオを鑑賞しました。このビデオでは、被告人が自分の兄を殺してしまったという重いテーマとなっており、家庭環境や動機など様々な要因が絡み合った難しい内容で、論告・求刑では検察側が有罪、弁護側が無罪を主張したところでビデオは終了しました。

 鑑賞後、本校卒業生の弁護士4名が特別講師として、各クラスに分かれて事案に対する考え方についてご教授くださいました。要件の説明のあと、自分なら有罪にするか無罪にするか、またその理由を付箋に書いて貼り付け意見を述べました。最終的な争点としては「正当防衛」か「過剰防衛」で無罪と有罪が分かれるポイントになり、それぞれの主張をぶつけ合いました。
 現実ではこのような体験はない生徒が大半ですが『14、15歳は物事の良し悪しを判断でき、罪を犯せば責任を取れると判断される年齢でもある』という講師からのお話もあり、他人事と考えず真剣に取り組む生徒たちの姿が印象的でした。