ニュース&トピックス

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学外サイエンス学習を実施(奈良県立橿原考古学研究所)

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 1月23日(火)と1月25日(木)の2日で、高校1年生2クラスが奈良県立橿原考古学研究所に学外サイエンス学習に出かけました。
 まずはじめに、鈴木先生から橿原考古学研究所の役割と考古学について説明があり、その後河崎先生から「考古学を科学する」というテーマでご講義をいただきました。考古学、文化財とは何かというところから始まり、文化財を探る・文化財保存というところへ深めていただきました。文化財に使われている繊維や顔料についての歴史や種類の紹介、文化財を保存していくためにはどのような材料でできているかを知る必要があり、そのための科学的な分析方法の紹介がありました。また、木製品と金属の保存方法の注意点についても説明がありました。
 後半は、研究施設と博物館の見学でした。職員の方々の遺物の整理をしている姿、保存処理をするための施設、保管するための倉庫やそこでの管理など、実際の現場を間近で見せていただきました。また、博物館では、「保存処理をされた遺物」という、これまでとは違った目で展示品を見ることができました。今回の講座で、文化的なことと科学的ことにはつながりがあるということを、しっかりと理解することができたようです