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中1 第2回環境研修を行いました

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2月2日(金)、中学校1年生の第2回環境研修を行いました。和歌山大学 養父志乃夫教授からの指導は今年で8回目となり毎年お世話になっております。

 まずは菌についての座学からスタート。シイタケの植菌に使う《ホダ木》について、植菌前と椎茸が出来た後では栄養を吸収し、木の重さが全然違うことを実際に持って体感し、身近にも生命の循環があることを学びました。事前知識を学んだら次は実践のために野外へ。シイタケの植菌と風力発電の見学に分かれて順番に巡りました。
 奈良学園に備え付けられている風力(及びソーラー)発電は、自転車などと同じ電磁誘導の仕組みで発電して、ささやかながらエコに貢献しています。ボタンを押すといつでも発電量が見れるので、帰宅時などに自然発電に興味を持ってボタンを押す生徒も増えるのではないでしょうか。
 シイタケの植菌は校内の外れにある『森の教室』にて行いました。まずは1人が1本ずつ、《MY(マイ)ホダ木》を選びます。女子でも20kgもある木を選ぶ子もいて、木選びにもこだわりが感じられました。選んだ木は重量を測って自分の名前のプレートを打ち込みます。あとはマイホダ木に『形成菌』のカプセルを埋め込むことでシイタケが出来ます。通常は植菌から椎茸が食べられるサイズになるまで2年くらいかかりますが、質の良い形成菌とホダ木なので、1年で食べられるサイズまで成長が見込まれます。「焼いてポン酢で食べたい!」と早くもシイタケが出来て食べることを想像している生徒もいました。
 地元の方や奈良学園卒業生の「里山支援チーム」のお手伝いの人にお礼を述べ、環境研修は終了しました。