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第6回 ビブリオバトルを開催しました

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 2月19日(月)、本校図書室にて第6回ビブリオバトルを開催しました。参加者がおすすめの本を紹介し、最後に人気投票を行う催しです。
 各自に与えられた持ち時間は5分。時間内で選んだ書籍について魅力を紹介します。簡単なあらすじやテーマ、その本との出会い、なぜ紹介したくなったかなどを発表します。本を紹介した後の質疑応答では「どの部分で感動しましたか」など、さまざまな質問が飛び交い、発表者が一生懸命に答えました。
 紹介された本は全てが小説。舞台や背景、伏線などはどの本も引き込まれるようなストーリーでした。その中で異彩を放っていたのが「もしもパワハラ上司がドラゴンにさらわれたら」です。ブラック企業で働く主人公が、パワハラ上司さえいなくなれば!と思った瞬間、突然ドラゴンが現われ、上司がさらわれてしまい...。上司を救いに行くかブラック企業に戻るかという葛藤の中、ひのきの棒を持ってドラゴンと立ち向かう...というストーリーに会場が爆笑に包まれました。
 今回申込みをしていた生徒が体調不良で欠席したこともあり生徒と教員を合わせて4名と発表者は少なかったのですが、その分、持ち時間をオーバーして話す発表者が増え、いつも以上に白熱した回となりました。
 全ての本が紹介された後は、いよいよ投票です。みんなが読みたいと思った本の1位として選ばれた本は、高2の米山みのりさんが紹介した「もしもパワハラ上司がドラゴンにさらわれたら」(幻冬舎)でした。図書委員長から記念のトロフィーと図書カードが贈られました。ビブリオバトル終了後には、それぞれ紹介した本について、より詳しく教えて欲しいと、見学者が推薦者の周りに集まる様子が伺え、本を読むことの楽しさを実感した一日となりました。

紹介された図書は以下の4冊です。(発表順)
 『南風吹く』 森谷明子 著(光文社) 
 『もしもパワハラ上司がドラゴンにさらわれたら』 蒼月海里 著 (幻冬舎)
 『チップス先生さようなら』 ジェイムズ・ヒルトン 著 (新潮社)
 『土曜はカフェ・チボリで』 内山純 著 (東京創元社)