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第1回SS出前講義「コケ植物の世界」を行いました

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 6月12日(火)、生物教室にて「第1回SS出前講義」を開催しました。大阪教育大学の畦浩二教授に「コケ植物の世界」と題するテーマで講義と実習の指導を行っていただきました。
参加したのは、希望者の高1生と高2生で、合わせて34名です。
 まず、初めに生徒たちはコケについての理解度を確認する簡単なテストを受けました。その後、日本は小さな国でありながら、コケの種類が豊富で、昔から研究が盛んだったという話に始まり、コケの分類や、「配偶体」「胞子体」といった専門用語、コケの体の構造、人との関わりなどの解説へと進みました。普段、あまり知る機会のない深い知識です。生徒たちは熱心に耳を傾け、プリントに書き留めていました。そして、講義が終わった後は、ゼニゴケの胞子と無性芽を顕微鏡で観察する実習です。顕微鏡に対象物をセットした生徒たちは「ピントが合った」「すごく見える!」「こんな小さな胞子が大きなコケに育つのがスゴイ」「胞子は均一な形だと思っていましたが、塊であったり、バラバラであったり、形が違っているのが意外でした」「顕微鏡を使用することはあっても、植物を観察することはなかったので、面白い実習でした」と様々な感想を述べました。
 身近ながら不思議なコケの世界にさらなる探究心が育まれたのではないでしょうか。