４月５日(金)、第４１回奈良学園中学校・高等学校入学式を挙行しました。
　室内楽部による演奏が流れる中、緊張の面持ちの新高校生（理数コース）22名、続いて新中学生178名が会場に入り、それぞれの保護者席通路を通り抜け席につきました。着席後、担任の先生から一人ひとりの名前が呼ばれると、しっかりとした返事と共にその場で起立し、新入生全員が松尾校長より入学を許可されました。
　続いて行われた式辞の中で松尾校長は、「誇りを持って、感謝の気持ちを忘れることなく、今日の日を良き出発点としてください」と言葉がありました。さらに「何事にも精一杯に取り組んでください。それが自分の心身を成長させることになります。本校にはそのために素晴らしい条件や環境が用意されています。もう一つは他者を思いやる心を磨いてください。人は自分一人で生きているわけではありません。周りの人たちと支え合って生きているということを決して忘れてはなりません。人を尊重し、真心を持って接することが大切です」と新入生の皆さんへの願いを述べました。
　続いて奈良学園理事長、並びに育友会長からのあたたかい祝辞に続いて、来賓紹介、祝電の紹介がありました。その後、在校生代表として生徒会長の高２石田絢子さんより「何でも積極的にチャレンジしてください。この学校にはチャレンジするチャンスがいっぱいあります。そしてそれを仲間や先輩、先生方が支えてくれます。チャレンジの中で自分の宝をいっぱい見つけてください」と歓迎の辞がありました。最後に校歌を斉唱し、滞りなく入学式は閉会しました。
　閉会後、保護者の方々とともに記念撮影を撮り、新入生はそれぞれの教室に入り、初めてのホームルームを行いました。いよいよ新入生たちの新しい学校生活がスタートします。