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SS国内研修「八重山諸島のサンゴの現状と未来(海とヒトとの共生)研修」を行いました

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 7月12日(金)~7月16日(火)、SS国内研修「八重山諸島のサンゴの現状と未来(海とヒトとの共生)研修」を実施し、高校2年生6名が参加しました。
 1日目は、石垣島に到着し、WWFサンゴ礁保護研究センター長の小林先生から、そして、環境省サンゴモニタリングセンターで自然保護官の大嶽先生から、石西礁湖のサンゴの現状や保全の現状を伺いました。夜は、ホテルで八重山サンゴ基金理事の前田博先生の「ヨット世界一周と世界のサンゴ」のお話を伺いました。
 2日目は、西表島へ出かけ、西表島エコツーリズム協会事務局長の徳岡先生からご講義を受け、海岸での漂流物の回収と調査実習を行いました。午後からは環境省西表野生生物保護センターの上席自然保護官竹中先生に同センターを案内していただき、講義もいただきました。夜は、八重山サンゴ基金干川先生の「赤土とサンゴ」の講義を受けました。
 3日目と4日目は、(株)シーテクニコの前田一樹先生のご指導で、シュノーケリングや体験ダイビングでたくさんの地点の海に潜り、場所によるサンゴの種類や数の違いを観察しました。ほんの少し場所を変えただけでもサンゴの状況が違うことに驚き、サンゴの白化の現状にも心を痛めました。
 最終日5日目は、石垣島の海岸で生物の観察や漂流物の観察を行い、海岸と海の中のつながりを学び、前田一樹先生にこの研修をまとめていただきました。
 亜熱帯多雨林の圧倒的な生物量の下での研修を通し、陸上生物やサンゴなどの海洋生物と農業、観光並びに地球温暖化との連環の様子を目の当たりにして、この環境を保全するために、これから自分たちがすべきことをじっくり考える機会になったと思います。