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京都府立大学生命環境科学部附属農場で学外サイエンス学習を行いました

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 9月12日(木)、生徒39名が「SS物理・化学・生物基礎」の学外サイエンス学習で、精華町にある京都府立大学生命環境科学部附属農場を訪れました。
 寺林敏教授にお出迎えいただき、はじめにご講義をいただきました。大学の農学部が生命環境科学部と改組された理由から、現在の研究体制をご紹介いただいた後、いよいよご専門の「養液栽培」についてのお話です。私たちがよく知っている「水耕栽培」と「養液栽培」との違い、「養液栽培」の現状と、その長所短所をていねいにご説明下さいました。こうして、机上で「養液栽培」への理解を進めた後は、圃場へ出て、具体的な見学です。果樹園では、技官の方から栽培技術の簡単な説明を受け、ブドウを試食させていただいたり、私たちのために摘果を待っていただいたナシを枝から摘んでお土産にしたり、そのおいしさとみずみずしさに感動しました。最後に、養液栽培ハウスへ行き、寺林先生から日欧のハウスの構造の違いや実際の栽培の様子をお話しいただきました。果物をかじりながらという楽しい雰囲気の中で多くの質問も出て、サイエンスの成果を応用する農学系の現場を知るユニークで実りの多い学習機会となりました。