ニュース&トピックス

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大阪教育大学で学外サイエンス学習を行いました。

  • 大阪教育大学で学外サイエンス学習を行いました。
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 11月12日(火)の午後、高校1年生38名が大阪教育大学柏原キャンパスで学外サイエンス学習を行いました。今回は、理科教育講座 モダン物性研究室で「モダン科学館」活動を行っておられる学生スタッフのみなさんによる案内で、いろいろな実験を見学・体験しました。はじめに、「モダン科学館」活動についての説明があり、小学校・中学校・高等学校へ出張してさまざまな実験を行ったり、学園祭などでブースを開いたりして、子どもたちが理科に興味をもつことができるように活動されていることが紹介されました。今回も、6つのブースを用意していただき、クラスを5~6人のグループに分けていろいろなブースを回って見学させていただきました。
 演示実験では、大がかりな装置で放電する実験から、ヘロンの噴水、ポンポン船のしくみなど、さまざまな実験を用意していただきました。身近にも利用されている圧電素子を使った実験装置や、エレキギターのしくみなど、楽しくてためになる話もたくさんしていただきました。ガウス加速器には興味を惹かれた生徒も多く、講義後の自由時間にたくさんの生徒が集まっていました。物理の授業で学んだ内容が生活のいろいろなところに生かされており、不思議だなと思うこと、なぜそうなるのかを考えること、それを実践することが科学の原点である、という最も大切なことに生徒たちは気付くことができたのではないでしょうか。また、実験装置を手作りする、という、生徒が普段あまり意識していなかった点も、来年度の課題研究につながる新しい気付きになったのではないかと思います。