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SSベトナム海外研修第3日目(報告)

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 12月19日(木)、本日は研修中唯一の班別行動日です。生徒7名がハノイ工科大学との交流と教育訓練省(日本の文部科学省)の表敬訪問に、残りの4名がホアビン省ホン(紅)河河口のマングローブ研修に出かけました。
 ハノイ工科大学ではまず、Hoang Thi Thu Huong先生から「ベトナムの動植物について」、Hoang Thanh Yen先生から「タンロン遺跡」についての英語講義を大学生徒と共に受講し、その後自分たちの英語プレゼンテーションを行いました。また、環境科学研究所所長のNghiem Trung Dung先生から同研究所の設立意義と現状についての講義を拝聴しました。
 その後、昼食会を開いて大学生と交流を深め、再び大学へ戻って、コーディネーターの前学長 Hoang Xuan Lan先生に学内を案内していただきました。こうして、大学を後にして教育訓練省を表敬訪問し、International Cooperation DepartmentのofficerHaさんと英語で懇談を行いました。
 一方、ホン(紅)河河口のマングローブ研修の4名は、3時間をかけて到着した河口で、南シナ海を眺めながらマングローブ林内でヒルギ類の観察と同定を行いました。一面が養魚場とエビの養殖場に変わっていく河口の景観を目の当たりにして、環境保全と栽培漁業の両立の難しさを実感した研修でした。昼食の後は養魚場を訪れて養魚の同定に移り、北米産のレッドドラムがこのベトナムで養殖されていることを知り、さらに複雑な気持ちになりました。この2カ所で水質検査も行いましたので、帰国後は、過去のデータと照合して変化を考察する予定です。
 以上、生徒達は元気で忙しい毎日を過ごしております。