令和元年12月21日（土）、教士八段の濱口雅行先生を講師としてお招きし、本校剣道部員を中心に剣道講習会を実施しました。午前中は講義、午後からは実技指導をしていただきました。午前中の講義では、濱口先生がいままで剣道と関わってこられたいきさつや世界の各地で剣道の普及活動をされた経験談を講義していただきました。午後からは実技指導として、竹刀の握り方や足さばきから実践的な面や小手や胴の打突法についてご指導いただきました。
　生徒からは、「先生のお言葉で『着装を見れば品がわかる、礼法を見れば格がわかる、構えを見れば品格がわかる、初太刀を見れば覚悟がわかる。』という言葉が印象に残りました。これからは着装から心がけて稽古をしていきたいです。」といった感想や、「『偶然は強い思いと努力から生まれる必然』とおっしゃった言葉を剣道と勉強に活かしていきたい」といった感想が寄せられました。
　濱口先生の講演会後の12月25日～27日の３日間、奈良学園大学の体育館をお借りし、奈良学園登美ヶ丘中学校・高等学校の剣道部とともに、同大学剣道部監督の千喜良剛先生のご指導の下、強化稽古をおこないました。千喜良先生も学生時代には濱口先生のご指導を仰がれた経験もあり、講演会と強化稽古が連動した形となりました。両先生方ならびに他に関わっていただいている先生方のご指導を胸に、この冬を乗り越え春にはいい結果を報告できることを楽しみにしています。