ニュース&トピックス

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中学3年生を対象に、SDGs新聞活用授業を実施

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 1月27日(月)、大教室にて中学3年生を対象に「SDGs新聞活用授業」を行いました。講師を務めていただいたのは、2030SDGsゲーム公認ファシリテーターの資格を持つ朝日新聞大阪本社の濱上達也さんです。
 この授業では、SDGsの17目標から新聞を主体的に読み解いて気づきを共有し、同じ物事をより多面的・多角的に考えられるようになることを目指します。生徒たちはまず始めに、今日の朝刊からSDGsに関わる記事を3つ見つける作業を行いました。時間に限りがあるため、見出しやリードから効率よく内容を把握するのがポイントです。記事を見つけたら、SDGsの17目標を示す付箋から1枚を選び、自分なりの「つぶやき」を添えて記事に貼ります。続いて、グループ内で選んだ記事を共有し、考えたことを話し合いました。
 そして壁に1面ずつ張られた今日の朝刊に全員が付箋を付けました。感染の拡大が懸念される新型コロナウイルスや、進行性の難病を抱えながら支援を受けて学ぶ大学生、災害派遣医療チームについての記事には多くの付箋が集まりました。
 次に、付箋に書かれた「つぶやき」を読んで、ひとり3つの「いいね」シールで投票します。生徒たちは新聞記事と付箋を見比べながらシールを貼っていきました。関心を集めたトピックはあるものの、選んだ記事も、関連があると考えたSDGsの目標も、また記事を読んで感じたこともそれぞれ違います。付箋を使って視化することで、物事の多面性や思考の多様さを実感できました。
 2月には、生徒たち自身が明確な答えのない社会問題について考え、SDGsの視点を使って新聞記事を書き上げる授業を行います。