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第39回卒業証書授与式を挙行

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 1月30日(木)、第39回「奈良学園高等学校卒業証書授与式」を挙行しました。晴れやかな表情で会場の体育館に入場した卒業生185名(39期生)は、名前を呼ばれると、「はい!」と大きな声で返事をし、壇上で一人ひとり松尾孝司校長から卒業証書を受け取りました。引き続き、皆勤賞、成績優秀者に授与される至誠力行賞や私立中学高等学校連合会会長賞が授与されました。
 松尾校長は式辞の中で、フランスの作家、ポール・ブールジェ(Paul Bourget)の言葉である「自分の考え通りに生きなければならない。そうでないと、自分の生きた通りに考えてしまう」を引用し、自己の内なる声にしっかりと耳を傾けて自分自身が本当に何を求めているのかを気づくことや知ることが大切だということ。そして自分自身を決して欺いてはいけないことを卒業生に伝えました。また、「人間には他者を思いやる心があり、人は他者の幸せを考えれば考えるほど、自分が幸せになっていくものです」と話がありました。
 その後、伊瀨敏史理事長、育友会長、同窓会長から、卒業生へのあたたかい祝辞とエールをいただきました。
 続いて在校生代表として、高2石田絢子さんから「今日までは先輩の皆様に導かれ学校生活を送ってきました。これからは私たちが後輩に寄り添って見本となるような先輩になっていきます。本当にありがとうございました」と送辞がありました。続いて卒業生代表の高3井田茉莉花さんは「あっという間の学校生活でしがた、卒業していく今、家族みたいな友だちがたくさんいることに気づきました。素敵な仲間に感謝です。そして導いてくださった先生や、お世話になった学校の職員の方々にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。何よりも今日まで支えてくださった家族にも、心から感謝します」と答辞を述べました。
 最後に『蛍の光』を斉唱したあと、閉式の辞の直後に、突然、恒例の卒業生から「ちょっと待った!」が始まりました。一人ひとり先生のお名前を呼び、感謝の言葉を伝えました。卒業生たちは、次のステージへ、巣立ちます。全員で先生方や保護者の皆様に深々と頭を下げ、体育館から退場していきました。