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高校1年生39名がSS基礎「学外サイエンス学習」を行いました。

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 2月13日(木)の午後、今回は高度情報科学技術研究機構から講師の方々にお越しいただき、本校PC室での実施となりました。
 まず、「プログラミング はじめの一歩」と題した講習をしていただきました。プログラム言語「Python」の開発環境である「Thonny」を用いて、基本文法から、if文による条件分岐、while文によるくり返し処理、関数定義などの基本構文まで、分かりやすく解説していただきました。講習に続き、問題の解決や事象の解析に用いられる数値シミュレーションについて、その基本的な考え方のレクチャーをしていただきました。その後、問題の提起から計算結果の解析までの一連の作業を次のような手順で体験実習しました。
① 問題をモデル化し、解き方を考える。
② 考えた解き方に沿って、Pythonでプログラミングする。 
③ 実際にプログラムを走らせてみる。 
④ 計算結果を解析し、考察する。
 各自が計算した結果を統合し、その結果が意味することについて、分析を行いました。数値シミュレーションで行っているのは、モデルに基づく計算に過ぎず、その結果を鵜呑みにはできないこと、結果が正しいか否かについては別途、詳しく吟味しなければならないことなどを教えていただきました。生徒も数値シミュレーションの面白さに気付いた様子で、たいへん良い経験となりました。