ニュース&トピックス

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イネの脱穀を行いました

  • イネの脱穀を行いました
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 12月4日(水)に、校内の棚田で収穫して乾燥させていた稲から籾を脱穀する作業を行いました。6月の田植え、10月の稲刈りに続き、環境科学実習の一環として毎年高校1年生が担当していますが、近年は残念ながら脱穀と授業のタイミングが合わず、生徒たち自身で脱穀を行うのは数年ぶりの作業となりました。講師の先生から足踏み脱穀機の使い方を教わり、リズミカルに踏み込みながら脱穀の作業を進めていきました。小学校のときの農業体験で経験したことのある生徒もおり、手際よく進められた生徒も見受けられましたが、中には、脱穀機が逆回転してしまったり、うまく握れずに稲藁ごと取られてしまったりする場面もありました。それでも30分もすれば、収穫したすべての穂から、たくさんの籾を収穫することができました。
 今日収穫された籾は、籾すり、精米を経て、やっと普段食べている白米となります。それぞれの生徒がすべての作業に関わったわけではなく、クラスごとに分担して各作業にあたっているので、一貫した大変さはなかなか感じにくいかもしれません。しかし、機械化されているとはいえ、当たり前のように食べている白米も、一つ一つ大変な作業の上で作りあげられていることを感じることができたのではないかと思います。