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FESTAT(全国統計探究発表会)キックオフプログラムに参加しました

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 高校Ⅱ年生特進文系コースの生徒が、学校設定科目「文系科学探究」の一環として、同じくSSH指定校である香川県立観音寺第一高等学校主催のFESTAT(全国統計探究発表会)のキックオフプログラムに参加しました。
 FESTATでは、統計の使い方について学んだ全国の生徒たちが、香川県の会場に集まってポスター発表を行う予定でしたが、感染症拡大防止の観点から今年度はオンライン開催となり、基調講演を「キックオフプログラム」として実施するものとなりました。今回はこのキックオフプログラムに、統計処理について学んでいる文系コースの8つの班の代表者が参加し、これからの「統計学」についての知見を広めました。
 まず、主催である観音寺第一高等学校の校長先生のあいさつの後、動画やリアルタイムの配信による各参加高校の自己紹介がありました。自己紹介ではそれぞれの研究発表のタイトルや内容が紹介され、次回のFESTAT本番に向けてそれぞれの意気込みが語られました。また、基調講演として行われた、慶應義塾大学環境情報学部教授の安宅和人先生による「"withコロナ時代"を考える」と題した講演を拝聴しました。安宅先生は2012年からヤフー株式会社のCSOとしても活躍されており、ビッグデータ戦略に関わる公職にも多数就かれています。今回の講演では、コロナウイルスの広まり方のデータの示し方に始まり、AIと倫理について、知性について、と、「データを扱うこと」のみにとどまらない広い視野で語っていただきました。講演の最後には「未来は目指すものであり創るもの」という言葉をいただき、生徒たちは、これからの時代をどう生きていくべきか、という新たな指針も授けられたようでした。
 本校では今後、各班の発表会を行い、選抜された2班に、9月13日(日)に実施される本番のFESTATにオンライン参加し、動画での発表、全国の生徒たちとのワークショップなどを行ってもらう予定になっています。各班、じっくりと練られた研究と発表を期待しています。