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第10回ビブリオバトルを開催しました

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 9月11日(金)の放課後、図書委員会による第10回ビブリオバトルが開催されました。ビブリオバトルとは、バトラー(発表参加者)が各自で選んできた本の紹介を行い、発表終了後に「どの本を一番読みたくなったか?」を聞き手が投票。最多票を集めたものを『チャンプ本』とする「知的書評合戦」のことです。
 今回は中1から高1まで、4人の参加者が発表しました。それぞれお気に入りの一冊を持ち寄り、本と出会ったきっかけやあらすじ、感銘を受けた点など本の魅力や、その本を人生のアドバイスとして役立てた経験なども取り入れながら紹介しました。中には人前で話をすることに慣れていない生徒もおり、思った通りに本の魅力を伝えられなかった場面もありましたが、発表している仲間を温かく見守りながら和やかな雰囲気で書評合戦が繰り広げられました。
 選ばれたチャンプ本は、高校1年の田尻君が紹介した『ミッキーマウス ありのままで夢がかなうアドラーの言葉』(KADOKAWA刊)です。田尻君はこの本の中で「自分の人生を追い求めてこそ、人生に張り合いが出る」という言葉に感銘を受け、参加してくれました。自分が目標とするイメージを描いたときに、もっと勉強しないといけない、いろいろな活動に参加しないといけないなと思ったそうです。田尻君には記念品の図書カードが授与されました。ビブリオバトル終了後、図書館を担当されている横田教諭から「こういう場のように、生徒同士が自分で読んだ本でおもしろいと思うから、読んでみませんか?と紹介し合うのは非常に意義があって、ビブリオバトルだけでなく、普段からそういった場面が増えたら、より奈良学園も文化的になっていくのではないか」というまとめの言葉を頂きました。
 
 今回紹介された本は、以下の4冊です。

15歳のテロリスト 松村涼哉 著 KADOKAWA刊
謎解きはディナーのあとで 東川篤哉 著 小学館刊
ミッキーマウス ありのままで夢がかなうアドラーの言葉 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社/監修 KADOKAWA刊
青の数学 王城夕紀 著 新潮社刊