11月13日（金）、高校3年生は近隣にある松尾寺に行き、合格祈願をしました。松尾寺は日本最古の厄除霊場として有名なお寺です。本校の高校3年生は、毎年この時期に松尾寺を訪れ、大学受験の必勝祈願を行います。
　学年主任の中堀教諭から「今年はコロナ禍で遠足もなく、最後の最後の学校行事は...山登りとなりました」と語り、生徒達の間で笑いが起きました。遠足では毎年山登りをし続けたこの学年、彼らにとって山登りは切っても切れない奈良学園の行事なのです。進路指導部長からは「まだまだ神頼みは早すぎる。自分の勉強をしっかり頑張ってもらいたい。祈願するのは健康に受験を迎えられるようにすることにしてください」と話がありました。
　紅葉が映える清々しい空気の中、1.6キロ程の坂道を歩き松尾寺に到着。松尾寺で祈願をする生徒もいれば、松尾山神社まで足を伸ばす生徒もいました。元生徒会長、石田絢子さんは、「私たち40期生で松尾寺に来ました。各々が志望校がある中、無事に入学試験を乗り越えられるようにがんばりたい。神様に祈ったからには必ず合格しようと思います」と話していました。直前に迫った本番入試に向けて、気持ちをリフレッシュできたのではないでしょうか。