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第6回SS出前講義を行いました

  • 第6回SS出前講義を行いました
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 3月13日(土)に、第6回SS出前講義を行いました。今回は高校1・2年生の23名が大阪教育大学柏原キャンパスに伺い、天文学の講義を拝聴し、天体観測の実習をさせていただきました。
 講義では、大阪教育大学の松本桂先生が「冬の星空で探る星の一生~星(恒星)の誕生から死までの進化過程について~」というテーマでお話をしてくださいました。恒星と惑星の違いから説き起こし、恒星が光る仕組みや、その寿命を明らかにする計算方法について説明され、さらに、様々な大きさの恒星がたどる複数の進化過程や、それぞれが最終的に行き着く白色矮星や中性子星、ブラックホールといった天体の特徴についても解説してくださいました。
 後半の天体観測実習では、生徒は5人程度の班に別れて、大学の天文台の51㎝望遠鏡による観測と、超高感度望遠鏡(EVスコープ)を用いた観測とを、それぞれ松本先生と大阪市立科学館の渡部義弥先生のご指導のもと、体験しました。曇り空の中でしたが、講義で取り上げられたシリウスやかに星雲などを観測することができました。
 今回の出前講義は、生徒たちにとって、美しい天体の姿を通して宇宙空間に知的な関心を馳せるとともに、講義で学んだ内容を自分の目で確かめるという体験ができた、貴重な機会となりました。