私たち奈良学園室内楽部は、姉妹校である奈良学園登美ヶ丘の室内楽部との合同の定期演奏会を５月３日に開催しました。「生駒市北コミュニティーセンターISTAはばたき」のホールを会場としたこの定期演奏会は、２年振りの開催となります。昨年は、全国一斉休校の措置が取られ、とても演奏会が開催出来る状況ではありませんでした。延期も視野に、何とか開催出来る可能性を見いだそうとしていたのですが、残念ながら中止の決断を余儀なくされました。今年は、２年続けての中止はあり得ないとの思いで、感染症対策を万全に行った上で、何とか開催に漕ぎ着けることが出来ました。
　規模を縮小し、観客も家族に限定した上で、本校生のみのプログラムとして５曲、登美ヶ丘生のプログラムとして５曲、両校の合同演奏を１曲披露させていただきました。拙い演奏ではありましたが、本当に久し振りのホールでの演奏を通して、部員たちも自分たちの音楽を多くの方にお届け出来る喜びと、感動を覚えていたのではないかと思います。
　無事終演を迎えることが出来たのも、いつも私たちの活動を支えてくださっている保護者の皆様、外部講師の先生方、卒業生のみなさんのお陰です。部員共々、感謝の気持ちを忘れることなく、これからも活動を続けて参りたいと思います。