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SSHベトナム海外研修 2日目(報告)

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 3月16日(木)は、本校の姉妹校でもあるグエンシュ高校でサイエンス交流を行いました。到着時には、今回クラスに入れていただく生徒のみなさん全員が校門に集まってくださり、熱烈な歓迎で校舎に迎え入れてくださいました。1時間目の開始は8時からということで、歓迎セレモニーもそこそこに、さっそく4階の理科室に向かいました。1・2時間目は化学の時間で、中和滴定の授業を受けました。化学反応式は世界共通といえど、使用する器具や薬品の名称など、もちろん先生の説明もすべてが英語なので、本校の生徒たちは怯んでしまうところもありましたが、グループのグエンシュ高校生とコミュニケーションをとりながらなんとか乗り切っていたようです。
 授業終了後はカフェテリアで軽食をとり、その後の3・4時間目は英語の授業を受けました。今回迎えてくれたホームルームにはベトナムと日本の交流の飾り付けが至る所にちりばめられており、歓迎ムードで迎えてくれました。英語の授業ではアイスブレイクのインタビューのあと、グループに分かれて、「限られた資源でタワーを建てる」チャレンジに取り組みました。生徒たちも各グループで活躍していました。5時間目は交流会として、お互いの国や学校の紹介、グエンシュ高校からは琴とピアノの演奏のプレゼント、本校からは課題研究内容のプレゼンテーションと日本文化の紹介として折り紙の作り方をプレゼンしました。作られた「かぶと」はグエンシュ高校生にも気に入ってもらえたようで、ずっとかぶってくれている生徒さんもいました。
 食堂で昼食をとった後は、一緒にシルク村に出かけ、絹織物の工場を見学しました。見学後はシルク村で一緒に買い物をしたり、現地のスイーツ「チェー」を食べたりと、お互いにコミュニケーションをとりながら楽しんでいました。その後、グエンシュ高校の生徒のみなさんとは別れ、文廟とホーチミン廟を見学しました。文廟では中国の影響を受け続けたベトナムの文化の歴史、ホーチミン廟ではベトナム建国の父といわれるホーチミンの遺体が安置されている廟とその周辺に国会議事堂や戦没者慰霊碑などが配置されているその様子などを学習しました。