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矢田丘陵の風(校長より)

ホタル飛び交う学校

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矢田丘陵の山腹に位置しています本校には、その敷地内に里山があり、きれいな水が沢沿いに流れています。校庭にあります「ほたる広場」や「ホタル再生エリア」と呼ばれる場所では、この清らかな水の恩恵を受け、5月下旬から7月上旬にかけてホタルが飛び交い、本校の初夏の風物詩となっています。
 
先日、夜8時ごろ、生物の教員に案内してもらい、数人の教員とともにホタルを見にいきました。ゲンジボタルの明るい光、ヘイケボタルのかよわい光と、暗闇に浮かび上がる幻想的な光を懐かしい思いでうっとりと眺めていました。

私は、小学校3年生まで、奈良県の南端、十津川村で育ちました。夏には庭に数多くのホタルが飛び、兄弟でうちわを持って縁側から外に出てホタルを捕り、蚊帳の中に入れて遊んだことを思い出したような次第です。

このような、学園内にあふれる四季折々の豊かな自然環境の中で、生徒たちがのびのびと健やかに育ってくれることを願っています。

ご挨拶が大変遅くなりましたが、森本前校長の後任として今年の4月1日に着任いたしました松尾と申します。この「矢田丘陵からの風」のページも継続してまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。