（澄川先生からのレポート）

本日(11/20)、生徒たちはベトナム環境研修のため、車で約3時間かけてホアビン省タンラック郡ナムソン村のブオン集落を訪れました。許可がないと入村できない村であり、村には車は1台もない山村ですので、車3台で乗り入れた私たちをすべての人が振り返ります。

ブオン集落に着くと、待っていてくれた青年団の人たちと、早速里山散策です。完全循環型の生活を営むとはどういうことかを体験するため、みんなで手当たり次第に気のついた植物を採集しましたが、なんと、その大部分の27種類が薬草や食用に利用されていることを知りました。

次は、私たちが持ち込んだキットによる村の水質検査です。村の湧水池と飲料水、並びに村の下流の3カ所の検査をみんなで実施しました。

片言の英語しか通じない中、生徒たちはうまく工夫をし、協力して分析結果を報告することができました。

その後、村の食材を使った昼食会を催していただき、日本の私たちにも合う味付けに驚きながら、楽しい4時間の滞在を終えました。

いよいよ明日でこのベトナム研修も最終日を迎えます。体調を整えて、ハノイ工科大学との交流とホン川河口マングローブ研修に臨み、元気で帰国の途に着きたいとたいと思います。