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神戸大学素粒子論研究室・粒子物理学研究室で 学外サイエンス学習を実施しました

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 11月1日(火)の午後、高校1年生44名の生徒が神戸大学理学部素粒子論研究室および粒子物理学研究室に出向き、それぞれ講義の受講と施設の見学をさせていただきました。
まず素粒子論研究室の坂本先生からご講義をいただきました。
 前半は、光速度不変の原理やブラックホールの物理についての講義がありました。光速に近い速さで進む宇宙船だと230万光年離れたアンドロメダ銀河と地球間をわずか3泊4日で往復可能であることや、事象の地平線より内側に入ったら光ですら外に出られないというお話に、生徒たちも熱心に聞き入っていました。後半は、素粒子についての講義でした。物質と力の根源は素粒子であることや、ヒックス粒子が存在することなどについてお話を伺いました。
 また、矢野先生からは、実際に行われている実験について紹介がありました。ニュートリノに関わる実験や、暗黒物質を調べるためのXMASS実験、NEWAGE実験などに触れていただきました。その後、実際に研究室の見学をさせていただき、そこで実験中であった学生の皆さんからも機器の説明や現在進めている実験の現状などを教えていただきました。生徒たちにとって普段あまり触れることのない内容もありましたが、熱心に聞くことができ有意義な時間を過ごせたようです。