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「奈良植物研究会」第335回例会が本校で開催されました

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天候に恵まれた11月26日(土)10:00から、奈良植物研究会第335回例会が本校の学校林を使って開催されました。

松尾校長のあいさつの後、午前中は講師の吉田宏先生(御所実業高校)と本校教諭 澄川の案内で、学校林の観察会が行われました。
卒業生の「矢田の丘里山支援チーム」7名もTAとして参加し、学校林の整備状況や、花期は過ぎていますがラン科植物の結果状況等を観察していただきました。全校生徒によるシイタケ実習のホダ場の様子や、棚田の様子も見て頂き、本校の取組を評価していただきました。
午後の部には、本校SS研究チームと科学部生物班の生徒も参加し、吉田先生と御所実業高校の生徒さんによる、ラン科植物の簡易無菌播種の実習、並びに「ホタルミミズ」の採集と発光観察会が行われました。
ラン科植物の簡易無菌播種は、1時間半程の実習で培地を仕上げることができ、2~3種のラン科植物の種子を培地に播種した参加者は、口々に「これからのランの成長が楽しみです」と語っていました。

最後に、ホタル広場に移動して、みんなで「ホタルミミズ」の採集をしました。かつては幻のミミズと言われていた本種も、糞塊を調べることでどこにでもいるミミズであることが分かってきましたが、本校の生息密度は奈良県でも有数であると吉田先生からコメントをいただきました。ほとんどの参加者がホタルミミズを実際に採集することができ、その後、生物準備室の暗室に移って、全員がミミズの神秘的な発光を確認することができました。

このような素晴らしい機会を与えて下さった、吉田先生と奈良植物研究会の皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。