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SS基礎学外サイエンス学習 大阪教育大学

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11月18日(月)の午後、高校1年生63名が大阪教育大学でSS基礎学外サイエンス学習を行いました。今回は、理科教育講座 物理・モダン物性研究室で科学館活動を行っておられる学生スタッフの方々による、いろいろな実験を見学・体験させていただきました。

はじめに、スタッフ代表の西村祐紀様から科学館活動を行う意義や活動内容などを説明していただきました。身近に科学館を体験してもらおうというコンセプトで、大学内に科学館を再現したり、小・中・高校へ出張して様々な実験を行う「出張科学館」といった活動をされています。

さて、いよいよ実験の始まり。教室には数多くの実験ブースが用意され、まさに「科学館」!生徒達は5グループに分かれ、順次各ブースを回りました。偏光板を用いたトリッキーなもの、光の三原色、宙に浮くコマ、太陽光発電を用いたスマートハウスの模型、光ファイバー通信、ジャイロ効果、空気砲のゲーム、浮力の原理、カルマン渦など、数多くの実験を見学・体験させていただきました。そして驚いたのが、それら実験装置のほとんどすべてが手作りで、親しみを覚えるものばかりでした。また、スタッフの方々は気軽に生徒達に話しかけて下さり、生徒達も楽しく質問することができました。最後に、気化したアルコールを燃焼させてペットボトルを飛ばす実験と粉じん爆発の演示実験で最高潮に達した後、「科学館」は幕を閉じました。

今回の研修は、身近ではあるが、なかなか体験できない諸現象を楽しく学ぶことのできる大変有意義なものでした。これでまた、生徒達の科学的知識と科学に対する興味・関心は一層深まったことでしょう。