4月5日(金)、令和6年度 奈良学園中学校及び高等学校 理数コース入学式を挙行しました。

　新入生たちは真新しい制服に身を包み、拍手の中を堂々と入場しました。
高等学校理数コース28名、中学校167名が呼名され、河合保秀校長から入学許可されました。

　続いて河合校長から「本校の校訓である『至誠力行』に基づき、互いの違いを認め合い、尊敬し合い、真心を持って人に接することのできる人間性豊かな人に成長してください。また何事にも全力で取り組み、努力し続け、様々な学びを通して豊かな探究力や質の高い発信力を養って欲しい」と式辞が述べられ、伊瀬理事長からは「新型コロナウィルスの脅威から明けて、皆さんはこの新しい夜明けの時代に本校の生徒となりました。この瑠璃色の地球を守り、世界中の皆にとって住みやすい環境を作る一員となるように、本校での勉学に励んでください」と激励の言葉を頂戴しました。

　その後高校理数コースと中学校からそれぞれ1名が代表して宣誓署名を行いました。

　大隅育友会会長からは「これからの長い人生、失敗はつきものです。大切なことは、そこから立ち上がることです。そして失敗から学べればもっと素晴らしい。皆さんの夢が花開くことを心から祈っています」とお祝いの言葉をいただきました。

　続いて、在校生を代表して生徒会長から「これからの生活で何かに躓いたり不安になったりしたら、ひとりで抱え込まずに友人や家族、先生に話してください。たくさんの人に支えられて、ここ奈良学園で心身を成長させて有意義な時間を過ごしてください」と歓迎の言葉で迎えられ、最後に新入生の代表者が「奈良学園で勉学を通じて自分を成長させ、将来の夢に向けて努力をしたいと思います。温かく時には厳しくご指導くださいますよう、これからよろしくお願いいたします」と新たな学校生活への意気込みを伝えました。

　皆で校歌を歌った後、保護者の方々や先生方の温かい眼差しに見守られて、咲き誇る桜の下、新入生たちは自分たちの教室へと入って行きました。