スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)ベトナムサイエンス研修

SS発展コース生徒がベトナム事前研修で大阪府立大学へ行きました

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 9月28日(金)、SS発展コース「サイエンスユニット」の生徒9名が、SSHベトナム海外研修の事前研修で大阪府立大学へ行きました。ベトナムのホン河河口で行う「マングローブ研修」のための学習です。
 まず、同大学院生命環境科学研究科緑地環境科学専攻の北宅義昭教授から「海洋生態系と陸上生態系のインターフェイス、マングローブ林」というテーマでご講義をいただきました。ご講義の前には、ベトナムからの留学院生の方による簡単なベトナム語会話の時間をとっていただきました。ベトナム語会話で発声をしてリラックスできた生徒達は、楽しくご講義を拝聴することができました。
 ご講義の後は、圃場へ出かけ、養育されている何種類かのマングローブを見せていただきました。この植物たちが河口域では5m以上に成長している姿はなかなか想像しにくいようで、現地での研修がより楽しみになりました。最後は植物工場2カ所を見学させていただきました。生徒達は、ヒトができるだけ手を触れないで済むように設計された最新の自動システムに興味津々で、あっという間に2時間半の研修時間が過ぎました。北宅先生、ありがとうございました。

安堵町 中家住宅でSSHベトナム海外研修の事前学習を行いました。

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 9月19日(水)の5~7時限目、SS発展コース生徒18名は、安堵町の中家住宅に出かけ、SSHベトナム海外研修の事前学習会を行いました。
 中氏は元鈴鹿の土豪と伝えられ、足利尊氏に従って大和に入り、筒井一族の武士として活躍した後、江戸期に入り武士から大地主となり、帰農した一族です。屋敷内には国の重要文化財に指定された大和棟の美しい主屋をはじめ、表門・新座敷・蔵・持仏堂などが残り、中世武士の居館様式を今に伝えています。
 生徒達は、中さんとお二人のボランティア計3名の講師から屋敷の概要を伺った後、「建築係」と「配置係」に分かれて建物内部と敷地全体を調査しました。その後、疑問に感じたことや知りたいことをたくさん質問し、16時すぎにおいとましました。ベトナムでは、日本とは異なる建築様式の農家を調査する予定ですので、今回の事前学習をまとめ、調査方法を理解しておくことは生徒達にとって大変貴重な体験になると思います。

SSHベトナム海外サイエンス研修5日目

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 本日はベトナム滞在の最終日で、ベトナム研修で初めて実施されるドゥンラム村研修の日です。ハノイ市にある同村は、400年以上前の農家や寺・集会所などの住居がそのまま保存されている村で、平地で暮らすキン(ベト)族の人々の生活をタイムスリップしたように垣間見ることができます。12名を2班に分けて、A班はハイさんの住宅にお邪魔して家屋調査と聞き取り調査を実施し、B班はハイさんの養魚池の魚類調査と水質検査並びに田畑の周辺調査を行いました、90分程度の調査の後、みんなで村の巡検を行いました。どのような建物が村のどのような場所に置かれているか、この場所は村でどのような意味を持つ場所なのか等、地域空間論から見た村の有り様を、谷川先生の解説で学ぶことができました。午後からは、AB班を入れ替えて研修を実施し、最後にみんなで調査結果を共有してこの村での活動を終えました。
 こうして、生徒達12名は多くの方々に支えられた研修を元気で無事に終えることができました。皆様のご支援に感謝致しますとともに、この研修で生徒達が大きく成長してくれることを願っています。本当にありがとうございました。

SSHベトナム海外サイエンス研修4日目

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本日は2班に分かれての班別研修の日です。
 A班は生徒7名と教員2名、講師1名の10名で、ハノイ工科大学へ向かいました。交流式の後、大学の先生から英語講義を受講しました。
(1) ベトナムの動植物について 講師:MS.Nguyen Chung 先生、
(2) ハノイの遺跡について    講師:MS.Hoang Yen 先生
(3) 環境科学研究所について  講師:Mr.Nghiem Dung 先生で、
 コーディネーターは Lan 前学長先生で、一生懸命聴き取りをし、いくつかの質問もすることができました。
 その後が、私達の英語研究発表です。参加した大学生は10名でたくさん質問をしていただきました。
 昨日よりはうまく受け答えができたのではないかと思っています。最後にレストランLe Tonkinで昼食会を開き、先生方や学生さん達と気楽に話を続けることができました。続いて、15:30からはベトナム教育訓練省を表敬訪問し、国際交流ご担当のMS.Lyさんとの懇談をお願いしました。ところが、6年間お世話になってきたLyさんが体調不良で欠席され、別の担当官の方が対応してくださいました。私達の質問にもていねいにご対応いただきました。Lyさんのご病状が気にかかります。
 B班は、生徒5名と教員2名で、片道車で3時間かけて、タイビン省のホン河河口マングローブ林を尋ねて、フィールドワークと付近の養魚場での実習を行いました。まずはじめに、ベトナム戦争の枯れ葉剤によって壊滅したマングローブ林が再生している様子と、その生態系における意義を学びました。実際に現地に行ってみて、ホン河河口の広大さを知ることができたことと、フィールドワークの最後に南シナ海が見えたときの感動は忘れられません。続いて、養魚場で飼育されている魚を使った鍋料理を昼食にいただき、養魚場での水質検査と養魚の計測を行いました。エビ養殖場や養魚場が増えることで、せっかく再生したマングローブ林が伐採されてしまうという矛盾、さらに、その養殖エビが日本の食卓を支えているというジレンマを知り、頭を抱えてしまいました。
 このように、目的の異なる2つの研修でしたが、どちらもベトナムへ来てみなければできない研修です。
 どちらの斑も本当に多くを学ぶことができた一日でした。明日は、いよいよ現地での最終日。ドゥンラム村での家屋調査研修です。最後まで健康に気をつけて、全員で残りのミッションをこなしていきたいと思います。

SSHベトナム海外サイエンス研修3日目

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 本日は、姉妹校であるハノイの私立学校グエンシュ高校とのサイエンス交流の日です。
 バディ生徒が待っていてくれた学校へ着き、記念撮影の後、交流式が始まりました。記念品の交換の後、グエンシュ高校側の交流メニューが行われ、その後に私達のサイエンスプレゼンテーションが始まりました。
 春から準備をしてきた集大成のプレゼンテーションで、日本の紹介・奈良の紹介・SSHの紹介と続き、最後に自分たちの課題研究を紹介しました。約30分間の発表でしたが、昨晩遅くまで練習をした成果で、乗り切ることができました。また、パフォーマンスも大変素晴らしかったと評価して頂き大変うれしく思いました。その後は、共同でアート作品の制作を行い、昼食になりました。午後には最初に昼寝の時間があり、ビックリしましたが、その後、英語の授業に参加しました。授業でのベトナムの生徒の積極性には大変驚きましたが、多くの生徒達と交流を深めることができました。放課後はバディ生徒と一緒にBigCというスーパーマーケットにショッピングに出かけました。初めてのベトナムでの買い物をバディと一緒に楽しめたことは、とてもいい思い出になりました。
 交流の仕上げは、Le Vongというレストランでの本校主催の夕食会です。最初は聞き取りにくかった英語の発音が、この頃になるとよく聞き取れるようになりました。自分の意志を伝えられるようになった喜びと、別れが近づいた切なさが入り交じり、大変盛り上がった夕食会になりました。バディ生徒とは今後もメールやフェイスブック等を通して連絡を取り合おうと約束し、ホテルへのバスに乗り込みました。生徒は全員、元気にしています。明日は班別行動の日です。それぞれの班ごとに全力を尽くしたいと思います。

SSHベトナム海外サイエンス研修2日目

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 本日は、朝の6時45分にホテルを出発し、ホアビン省タンラック郡ナムソン村へ環境研修に出かけました。車3台に分乗し、3時間かけて、同村のチェン集落に到着しました。村の青年団の方々約20名の出迎えを受けた後、持続可能な完全循環型の生活が見られる集落と周辺の里山を一緒に散策しました。素晴らしい天候に恵まれ、見事な棚田の景色を堪能することができました。
 たくさんの種類の蝶や、カシノキリンゴナシ類の寄生蜂も確認でき、亜熱帯多雨林の里山に驚きながら、目に付いた植物も手当たり次第に採集しました。
 その後、集落のグラウンドで、青年団の方々と一緒に村の飲料水と池の水の水質検査を実施しました。続いて、青年団からは採集した植物の説明を受けました。身の回りの植物を、この時代でも活用している生活に驚き、続いて、本校生徒からは、2カ所の水質検査の分析結果を報告しました。7年間続けてきた貴重な共同研究です。村の集会所で昼食会が始まると、英語が通じない村の青年団の方々との交流に戸惑っていた生徒達も、ボディーランゲージでコミュニケーションを取りながらだんだん打ち解けていき、楽しいひとときを過ごすことができました。伝えようとする強い心が言葉の壁を越えることを体験できた貴重な一日となりました。
 車の長旅でしたが、生徒12名全員元気にしております。明日は、姉妹校のグエンシュ高校とのサイエンス交流です。

SSHベトナム海外サイエンス研修 1日目

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  • SSHベトナム海外サイエンス研修 1日目
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 SSHベトナム海外研修団は、12月16日(土)現地時間13:45に無事、ハノイノイバイ空港に到着しました。生徒12名は、空港からハノイ市内のベトナム民族学博物館に向かい、明日ベトナム環境研修で訪問するナムソン村の人達(ムオン族)について学芸員の方からお話を伺いました。姉妹校であるグエンシュ高校のバディ生徒と一緒に学び、その後博物館の敷地を散策しながら交流を深めました。
 彼らの英語の堪能さに驚きながらも、本校の生徒達も一生懸命に話しかけていました。17:30に、明後日のグエンシュ高校交流での再会を約束しながら、バディとお別れし、夕食会場のレストラン「Wild rice」に向かいました。
 ここでベトナム料理に舌鼓を打ちながら、明日への鋭気を養った後、生徒達はデゥーホテルに入り、翌日の準備に取りかかっています。

SS発展コース生徒が海外ベトナム研修の事前研修に行きました

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 10月4日(水)の午後、SS発展コース生徒12名は、12月16日(土)~21日(木)に実施される「SSHベトナム海外研修」の事前学習に出かけました。4限終了後すぐに学校を発ち、大阪大学豊中キャンパスへ向かいました。
 訪問先は、同キャンパスの文学研究科教授 桃木至朗先生の研究室です。先生は、我が国のベトナム史の第一任者ですが、政治・経済・食文化等あらゆる分野に精通していらっしゃる先生です。
 先生はまず、緊張をほぐす意味もあって、簡単なベトナム語会話から事前学習を始められました。何度もくり返し発声するうちに、どんどん声も大きくなり、リズムも取れるようになり、講義室には笑顔が広がりました。その後は、生徒達が持ち寄った12の質問に順次、丁寧にお答えいただきました。途中に、TAとして参加していただいた大学院博士課程の遠藤先生の「チャンパ遺跡」のお話しも交えて、あっという間に2時間の事前学習時間が過ぎました。
 生徒達は、SS発展コース最大の行事である「SSHベトナム海外研修」が近づいてきたことを実感し、これからの準備等についてみんなで相談しながら帰途につきました。
 桃木先生、遠藤先生、本当にありがとうございました。

H28年度SSHベトナム海外サイエンス研修報告書

奈良学園高等学校 H28年度SSHベトナム海外サイエンス研修報告書

SSHベトナム海外サイエンス研修4日目(B班)

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 B班は、生徒5名と教員2名で、車で3時間かけて、タイビン省のホン河河口マングローブ林を訪ねて、フィールドワークと付近の養魚場での実習を行いました。
 まずはじめに、ベトナム戦争の枯れ葉剤によって壊滅したマングローブ林が再生している様子と、その生態系における意義を学びました。実際に現地に行ってみて、ホン河河口の広大さを知ることができたことと、フィールドワークの最後に南シナ海が見えたときの感動は忘れられません。
 続いて、養魚場で飼育されている魚を使った鍋料理を昼食にいただき、養魚場での水質検査と飼育魚の計測を行いました。エビ養殖場や養魚場が増えることで、せっかく再生したマングローブ林が伐採されてしまうという矛盾、さらに、その養殖エビが日本の食卓を支えているというジレンマを知り、ウーンと頭を抱えてしまいました。
 このように、目的の異なる2つの研修でしたが、どちらもベトナムへ来てみなければできない研修ですので、どちらの斑も本当に多くのことを学ぶことができた一日でした。

 明日は、いよいよ現地での最終日。タンロン遺跡とドンスワン市場の見学、並びに午後は海外キャリア研修です。最後まで健康に気をつけて、全員で残りのミッションをこなしていきたいと思います。

SSHベトナム海外サイエンス研修4日目(A班)

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  • SSHベトナム海外サイエンス研修4日目(A班)
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 4日目は、2班に分かれての班別研修の日です。
 A班は生徒5名と教員2名、講師1名の8名で、まずハノイ工科大学へ向かいました。交流式の後、大学の先生からの英語講義を受講しました。
 (1) ベトナムの動植物について 講師:MS.HOANG THI THU 先生、(2) ハノイの遺跡について 講師:MS.HAI 先生で、一生懸命聴き取りをし、いくつかの質問もすることができました。その後が、私達の英語研究発表です。参加してくれた大学生は女子7名、男子3名で、たくさん質問をしていただきました。昨日よりはうまく発表できたのではないかと思っています。
 午後は、13:30から在ベトナム日本国大使館での研修で、田中みずき二等書記官と福島庸介二等書記官のお二人の先生方から1時間にわたりレクチャーを受けました。今まで知らなかった世界のお話を伺い、得るものの多い研修でした。
 続いて、15:30からはベトナム教育訓練省を表敬訪問し、国際交流ご担当のMS.Lyさんとの懇談をお願いしました。私達の質問にもていねいにご対応いただき、感謝いたします。

SSHベトナム海外サイエンス研修3日目

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 本日は、姉妹校であるハノイの私立学校グエンシュ高校とのサイエンス交流の日です。

 学校へ着くと、バディ生徒が出迎えてくれて、交流式が始まりました。記念品の交換の後、私達のサイエンスプレゼンテーションの始まりです。春から準備をしてきた集大成のプレゼンテーションで、日本の紹介・奈良の紹介・SSHの紹介と続き、最後に自分たちの理科課題研究を紹介しました。約30分間の発表でしたが、なんとか全力を出し切って、乗り切ることができました。また、パフォーマンスも大変評価して頂きました。
 その後は、グエンシュ側の交流メニューと全校生徒一斉の昼食に招かれ、午後は英語とベトナム文化の授業に参加しました。授業でのベトナムの生徒の積極性には大変驚きましたが、多くの生徒さん達と交流を深めることができました。
 放課後はバディ生徒と一緒にBigCというスーパーマーケットにショッピングに出かけました。初めてのベトナムでの買い物をバディと一緒に楽しめたことは、とてもいい想い出になりました。
 交流の仕上げは、本校主催の夕食会です。最初は全く分からなかった英語の発音が、この頃になるとよく理解できるようになりました。自分の意志を伝えられるようになった喜びと、別れが近づいた切なさが入り交じり、大変盛り上がった夕食会になりました。バディ生徒とは今後もメールやフェイスブック等を通して連絡を取り合おうと約束し、別れを迎えました。
 生徒は全員、元気にしてくれています。明日は班別行動の日です。それぞれの班ごとに全力を尽くしたいと思います。

SSHベトナム海外サイエンス研修2日目

  • SSHベトナム海外サイエンス研修2日目
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 本日は、朝の7時にホテルを出発し、ホアビン省タンラック郡ナムソン村へ環境研修に出かけました。車3台に分乗し、3時間かけて、同村のチェン集落に到着しました。
 村の青年団の方々10数名の出迎えを受けた後、持続可能な完全循環型の生活が見られる集落と周辺の里山を一緒に散策しました。
 全く落葉樹のない、亜熱帯多雨林の里山に驚きながらも、手当たり次第に目に付いた植物を採集しました。集落の田起し前の田で、青年団の方々は採集した植物の分類を行い、その間に生徒達は村の3カ所から汲んできた水の水質検査を実施しました。
 その後、青年団からは薬用・食用・不要の3種類に分類した植物の説明を受けました。身の回りの植物を、この時代でも活用している生活に驚きました。続いて、本校生徒からは、3カ所の水質検査の結果を報告しました。6年間にわたり、訪問した同村の各集落で続けてきた貴重な共同研究です。
 英語が通じない村の青年団の方々との交流に戸惑っていた生徒達も、絵やボディーランゲージでコミュニケーションを取りながらだんだん打ち解けていき、村の代表者の方々も集まって来られて、楽しい昼食会を開いて頂きました。6年間続いてきた村との交流を無事に終えることができ、ホッとするとともに、伝えようとする強い心が言葉の壁を越えることを体験できた貴重な一日となりました。
 車の長旅でしたが、10名の生徒は元気にしております。明日は、姉妹校のグエンシュ高校とのサイエンス交流です。

SSHベトナム海外サイエンス研修1日目

 研修団は、現地時間14:30に無事、ハノイノイバイ空港に到着しました。

 生徒10名は。空港からハノイ市内のベトナム民族学博物館に向かい、明日ベトナム環境研修で訪問するナムソン村の人達(ムオン族)について学芸員の方からお話を伺いました。
 研修の途中で、グエンシュ高校のバディ生徒と落ち合い、その後ペアになって交流を深めました。彼らの英語の堪能さに驚きながらも、本校の生徒達も一生懸命に話しかけていました。
 17:30に明後日の再会を約束しながら、バディとはお別れし、夕食会場のレストラン「Wild rice」に向かいました。ここで、シンガポールから駆けつけてくださった、本校23期生の小川達大さんと夕食を共にしました。
 学生時代の勉強の仕方や仕事と海外生活についてなど、生徒からのたくさんの質問にていねいに応対して頂き、生徒達はその一言一言に感激していました。20:00に小川さんとお別れをし、生徒達はホテルに入り、今、翌日の準備に取りかかっています。

SSHベトナム海外サイエンス研修の結団式を行いました

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 12月15日(水)、高校2年生SS発展コース生徒10名が本校の生物教室に集合し、ベトナム海外サイエンス研修の結団式を行いました。
 2日後に迫ったベトナム出発に当たって松尾孝司校長から「現地で触れ合う人たちは、今後、日本の話題が出ることがあれば、きっとあなたたちのことと結び付けて考えるはずです。また、あなたたちも、ベトナムについて目に触れることがあれば、きっとこの研修のことを思い出すはずです。これから皆さんは海外に行く機会がきっとあるでしょうが、ベトナムに行くことは、それほど無いと思います。それだけに貴重な他国の文化に直接触れることができる機会であることを、しっかり胸に刻んで行ってきて欲しいと思います」と、10人に餞別の挨拶が送られました。
 続いて、担当の渡辺義文先生が、「ベトナムは共産圏なので、一般の人では見ることができないような場所にも行くことがあるかもしれませんから、是非、いろいろと学んできてください」と語りかけました。
 それらの言葉を受けて、10名を代表して東口颯真リーダーが「先生方に、この1年間、東京に連れていったりしていただいたおかげで、人前でも緊張せずに話せるようになりました。有意義なベトナム海外サイエンス研修にしたいと思います」と返答し、無事、結団式は終了しました。

ベトナム海外サイエンス研修の事前研修を行いました。

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 11月2日(水)に、高校2年生SS発展コース生徒10名を対象に、ベトナム海外サイエンス研修の事前研修を行いました。
 講師の先生は、和歌山大学システム工学部 教授の養父志乃夫先生で、「東南アジアの農村文化」についての研修をお願いしました。
 もう日本では見ることのできなくなった、農村における「完全循環型の生活」とはどのような生活なのか。一年間に50日近くも東南アジア各国を回っていらっしゃる先生から発せられる言葉とスライドに、生徒達は驚きの連続でした。そして、この研修は完全循環型の時代に戻るための勉強ではなく、その合理的な生活から何を学ぶことが必要なのかを教えていただいた研修であることに気づきました。また、材木やパーム油について、産業面でもつながりの深い日本が、東南アジア諸国の森林開発(在来種の破壊)を推し進める要因をつくっていることを知り、複雑な思いにもなりました。
 もっともっとたくさんのことを勉強して、有意義なベトナム海外サイエンス研修にしなければならないと感じた研修でした。養父先生、ありがとうございました。