中学1年生から高校2年生を対象に、恒例の文化行事が本校第一体育館で行われました。今年は「アクシス・チェンバーオーケストラ」をお迎えして、「室内管弦楽によるオーケストラコンサート」を開きました。

はじめに、森本重和校長が「頭と心で演奏を楽しんでほしい。観客と演奏者の心が一つになってこそ、いい演奏会になります」と挨拶して、拍手でアクシス・チェンバーオーケストラの皆さんを迎えました。

演奏された曲は、生徒にも親しみのあるウイリアム・テル序曲より『スイス軍の行進』、剣の舞、Ｇ線上のアリア、四季より『春』、ハリウッド映画の名曲特集「スクリーンミュージックセレクション」など計10曲で、心が躍り出すような軽やかなリズムからしっとりとして心に響くような美しい音色が、体育館いっぱいに響き渡りました。

途中で楽器紹介があり、楽器の名称を質問されると、生徒から「ヴァイオリン」「ピッコロ」「チェロ」など大きな声で答える場面も見られ、舞台と観客の距離が近くなり盛り上がりました。

さらに、本校室内楽部との合同演奏も行い、この日のために一生懸命練習を積み重ねてきた「ハンガリー舞曲第五番」を演奏しました。部長の山城紘香さん（高1）は「初めてプロの方々と一緒の舞台に立ち、緊張しましたが、楽しく演奏できました」とうれしそうな笑顔で話していました。