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第5回SS出前講義(京都大学)を受けました

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高校1年生を対象に、NGプラザ大教室で「第5回SS出前講義」を行いました。本校の卒業生でもある、京都大学工学部地球工学科准教授の後藤忠徳先生をお招きし、「いま地下で何が起きているか?」をテーマに、防災・環境保全のための探査技術について講演していただきました。

講演で後藤先生は、地下を掘らずに地中を見る技術として、自然及び人工的に発生した物理現象の反応を測定・解析する「物理探査」を挙げ、地下水調査や地盤調査など身近な防災・環境保全の場で活躍していることを話されました。その中から、電気と電磁の原理を用いた探査方法について動画や概念図でわかりやすく解説し、この技術の基礎こそが中学・高校で習う理科と数学の知識だと強調されました。

最後に、「コンピュータやエレクトロニクスが発達してきた昨今、より地下が見えるようになるでしょう。天気予報のようにどこの活断層が割れやすいかを予知できる未来が訪れるかもしれません」と技術発展の更なる展望を語り、出前講義を終了しました。