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沖縄への研修旅行録(中3)

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中3研修旅行(沖縄) 5月23日~25日

23日(土)
 < 午前 (I・F) > 
 38期生が無事に集合場所に集まりました。緊張する手荷物検査を終え、いよいよ沖縄に向けての飛行機に搭乗。離陸後はどんどん小さくなっていく街の景色に見入る人や、揺れが怖い人、反対に揺れを楽しんでいる人、早くお弁当が食べたい人と、それぞれが思い思いに機上で過ごしていました。
 キャビンアテンダントさんは、みなさんきれいで、親切にしてくださいました。これから始まる旅行への期待にみんなが胸をふくらませる中、飛行機は研修旅行の舞台である沖縄に到着しました。
 
 < 午後 (S・S) >
 午後は、嘉手納基地が見える道の駅に寄って、基地の様子を外から見ました。その後、2つのガマへ行きました。チビチリガマでは、ガイドの比嘉涼子さんからストレートな熱い心のこもったお話をいただき、平和の大切さを学びました。
シムクガマでは、実際にガマに入って暗闇を体験し、戦争中に暗いガマの中で過ごす恐ろしさを、身をもって知りました。
 チビチリガマの人も、シムクガマの人も、生きたかったという気持ちは同じなのに、軍国教育を受けたことと英語ができたことという少しの違いで、多くの犠牲者が出たガマと助かったガマに分かれたという結果が、悲しいと思いました。平和のセレモニーを行い、全員で平和を誓いました。
 夜は、ホテルでの食事の後、対馬丸で生き残った平良啓子さんのお話をうかがいました。平良さんのお話では、戦争の悲惨さと戦争中でも決してあきらめない気持ちの大切さを教えていただきました。
 2つの講話から、命の大切さを深く考えさせられました。

24日(日)
 < 午前 (M・N) >
 2日目にはホテルで美味しい朝食を食べてからフルーツパークに向かいました。そこでは、ちんすこうや紅いもタルトの他に、ハイビスカスティーや海ぶどうなども売っていて、とても充実していました。
 お土産を買った後は、民泊体験をする大宜味村で入村式が行われました。今まで一緒だったみんなと別れ、それぞれの民家さんと選択体験へ向かいました。
 残念ながら、雨だったのでター滝トレッキングと山岳トレッキングは、シーランプ作りに変更になりましたが、シュノーケリングやカヌーは実施され、どの体験も楽しむことができました。
 
 < 午後 (T・S) >
 午後は、民家さんのお家に行き、「おばあ」の作ってくれたソーキ汁をみんなでおいしくいただきました。
 一緒にサーターアンダギーを作った後、やんばるの自然館に行きました。やんばるにいる生き物について学び、米軍基地にも連れて行ってもらいました。雨が降っていて、きれいな景色は見ることができませんでしたが、ホタルを見ることができました。
 夜までいろいろなお話をして、交流を深めました。

25日(月)
 < 午前 (A・K) >
 研修旅行最終日。もっと一緒にいたかったのですが、民家さんともお別れです。短い間でしたが、一緒に遊んだり、沖縄のことを教えてもらったり、おいしい料理をつくってもらったりと、たくさんの貴重な体験を通して、素敵な思い出をつくることができました。
 受け入れてくださった民家の方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「大きくなったら、おじい、おばあのところに帰りたい」といった声もあちらこちらから聞こえてきました。

 < 午後 (A・O) >
 民家さんとお別れした後は、美ら海水族館へ。限られた短い間でしたが、沖縄を満喫できたのではないでしょうか。大きなジンベイザメに感嘆の声を上げる者、友達とお互いのストラップを買う者など、生徒たちは様々な形で最後に素敵な思い出をつくることができたと思います。
 楽しかった3日間の旅もそろそろ終わりです。飛行機からは沖縄のきれいな海が見えました。この研修旅行では、戦争に対する沖縄の人々の思いと、今の沖縄が持つ自然の豊かさの両方を学ぶことができました。
短い間でしたが、内容の濃い研修旅行になりました。