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『里山の森を育てるクラブ-入門編-』を開催しました

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7月21日、本校の里山で、昨年に引き続き奈良県と合同で『里山の森を育てるクラブ―入門編―』を開催しました。奈良県では、県民自ら山と森林を守り育てる意識を深めようと、夏休み期間を「山と森林の月間」とし、県内各地でさまざまなイベントを開催しています。

小雨の中、県内の小学生とその保護者20組が参加し、捕虫網や虫カゴを手に里山探検を行いました。今年も、和歌山大学システム工学部の養父志乃夫教授に「里山の森づくり」をテーマに自然界に生きる生物と人間との関わりについて分かりやすくお話していただきました。

そして、7つの班に分かれ里山へ出発です。和歌山大学の大学院生と本校科学部生物班の生徒たちの案内で、「森の教室」や北の沢流域の棚田に向かいながら、昆虫採集をしました。雨で気温が低くなったせいかなかなか昆虫に出会えない班もありましたが、オニヤンマやニイニイゼミを捕まえることができ、子どもたちは大喜びでした。

教室に戻り、里山で採集した昆虫の名前を養父教授や大学院生から丁寧に解説していただき、子どもたちは熱心に聞き入っていました。また、保護者からは「はじめは怖がっていた子どもが、探検しているうちに昆虫を触って夢中になる顔が見れました」などといった声をいただきました。