５月１９日（日）、２泊３日の旅程で中学３年生が九州方面への研修旅行に出発しました。
　新大阪駅では、集合時間の１時間も前から集まっている生徒もいて、スケジュールや訪問先の資料を友人同士で見ながら、これからスタートする研修旅行に向けた期待感に溢れていました。今回の研修旅行では、Ａ組とＢ組、Ｃ組とＤ組という２つのチームに分かれ、普段メディアや書籍でしか触れた事のない九州地方の現状や歴史を知るとともに、自由行動やレクリエーションの企画・運営などを通して、今後の学校行事などで、自ら積極的に行動できるような経験を積むということも目的としています。
　熊本では震災による被害の大きかった南阿蘇村を訪問し、いまだに各所に残る震災の傷跡をその目で確かめ、防災講話と共に、防災意識について深く考える機会を持ちました。その様子は地元の新聞記事でも取り上げられました。

「修学旅行生、震災学ぶ　奈良から南阿蘇村へ」（2019年5月20日付　熊本日日新聞朝刊掲載）
（参考：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000009-kumanichi-l43）

　鹿児島では「知覧特攻平和会館」や「ちらん夢郷館」を訪れ、講話などを拝聴しながら、平和について考える時間を持ちました。
　また、２日目に実施されたレクリエーションは、旧鹿児島市公会堂をお借りしておこなわれ、普段から練習してきた出し物を披露し大いに盛り上がりました。
　生徒達にとって、学校では学び得ないさまざまな体験が、ぎっしりと詰まった3日間になったことでしょう。