11月10日（火）新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今回もリモート中継による生徒大会が開催されました。初めに、任期を終えた前生徒会長の井上陽介くん（高２）が、この１年間の生徒会活動の総括として、コロナ禍において学校行事が大きく変わったこともあったが、イレギュラーな対応をすることで新たな学びを得ることができたとまとめました。また、松尾前校長の「chanceはchangeである」という言葉を引用し、英単語にすると1文字しか違いがないけどもチャンスをつかみ取ればそれは自分を変えるチェンジにつながるという話が今でも心に残っていて、たとえそのチャンスがどれだけ小さいチャンスでも、それは自分の成長につながるものだと感じていると紹介しました。次に、新生徒会長の西籔健くん（高１）から、第46代生徒会執行部の活動方針「要望書の設置と相談会の実施」と「生徒会新聞の改善」について、具体的に要望書を示しながら、この要望書を生徒会ボードの前に設置し、定期的に相談会を開いて話し合う機会を設けたいと訴えかけました。
　その後、新生徒会執行部の皆さん、後期の専門委員会（文化、保健体育、生活、美化、図書、放送）の委員長、代議委員長の皆さんから各委員会の活動方針が提案されました。
　美化委員長からは、ペットボトルの分別について、各自がきちんと行わないと、リサイクル業者さんにお渡しするときに迷惑がかかるという注意喚起がありました。また、例年行っていた校外での清掃活動「奈良学園の内外をきれいにする日」は、新型コロナウィルスの影響により中止するとの報告がありました。図書委員長からは、来年刊行予定である「奈良学の100冊」の原稿を募集すること、新たに消毒係を設け、入口で手洗い消毒うがいを促すようにすることの報告がありました。代議委員長からはベルマークやインクカートリッジ、コンタクトの空ケースの回収など意気込みを語ってくれました。新生徒会役員とともに、生徒一人一人が責任をもって生徒会を盛り上げて欲しいと思います。
　第45代の生徒会役員の生徒諸君は、本当にご苦労様でした。このコロナ禍の中、自分たちができることを考え、実行してくれました。次のステージでの更なる活躍に期待しています。