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自転車安全運転講習会を実施しました

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 2月22日(木)の3・4限、郡山警察署交通課と郡山市役所から講師をお招きし、体育館にて自転車安全運転講習会を行いました。
この講習会は、日常生活で自転車を安全に利用してもらうために毎年中学3年生を対象に実施しています。

 最初に講師の方から、中高生の自転車による交通事故の9割は中高生側に交通違反があったこと、発生した時間帯は登下校中が多いこと、全体として高1生の事故が多いことがスライドを使って説明がありました。
 講習会では自転車運転の交通ルールに関するクイズも出題され、生徒たちは活発に挙手で回答していました。また、令和5年4月1日に道路交通法が改正され、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になったことも説明されました。

 つぎに、講師の方が実際にヘルメットを着用し、自転車の模範運転を行ってくださいました。続いて生徒の代表が、講師の指導を受けながら、ヘルメットの着用、バランスを崩した時に車道側に倒れないように左足を地面につけて身体を支えること、発車時や踏切等で一旦停止した後の左右と後方確認の仕方などを体験しました。

 また、反射板の着用が有効なことや、しっかりと交通ルールを守ることによって、自分の命が守られることを話していただきました。ルールを守らないことで自分自身が危険に遭遇するだけではなく、歩行者と衝突するなどして加害者となってしまい、深刻な事態を招くこともよくわかりました。

 4限目は大教室に移動し、教員から、自転車通学に関する本校の規約のほか、講師の方からは奈良県自転車条例で加入が義務づけられた自転車損害賠償責任保険の重要性を実例をあげながら説明していただきました。3月には、自転車通学を希望する生徒を教員が引率し、坂道などの本校通学路の危険箇所を確認しながら歩く実地指導も予定されています。

 今日の講習会に参加した中学3年生の生徒は高校生になると、いよいよ自転車通学が認められます。通学時はもとより、自宅の周辺で自転車を利用する時も、今日の話を常に思い出しながら、安全に自転車利用をしてもらいたいものです。