この度、松尾前校長の後任として今年の４月１日に就任いたしました、河合保秀です。今後、折に触れ、この「矢田丘陵からの風」のページを通して、学校や生徒の様子をご紹介できればと考えています。
　どうぞよろしくお願いいたします。

　本校では先週から分散登校が始まりました。４月に始業式をおこなってから、かなりの日数が経ち、生徒達にとっては見慣れた校舎や教室、黒板、すべてが懐かしく感じたのではないでしょうか。また新入生にとっては、友人関係を築く機会が少ないのは不安であろうと思います。まだ６月中旬までは分散登校が続き、マスクの着用や、ソーシャルディスタンスなど、本来の学校生活とはかけ離れた日常が続きます。学校の主役である皆さんが、勉強したり部活動に励んだり、校内で活気をもたらしてくれることがいかにありがたいことかと感じます。

　このコロナ禍といわれる日々で、私たちが一番忘れてならないのは、医療従事者のみなさんに感謝することと、今という時代、社会を懸命に支えている人たちへの感謝の気持ちです。そして、今後また、こういった不測の事態が起きたときに、社会を支えることができるような人間になるために成長しようとする気持ちです。今、何を学ばないといけないのかを真剣に考えながら、一歩一歩、学びを積み重ねていって欲しいと思います。