ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

創立40周年記念式典を挙行

  • 創立40周年記念式典を挙行
  • 創立40周年記念式典を挙行
  • 創立40周年記念式典を挙行
  • 創立40周年記念式典を挙行

 本年度、奈良学園中学校・高等学校は創立40周年を迎え、創立記念日である6月6日(木)に本校第一体育館にて記念式典を挙行しました。
 式典では、伊瀨敏史理事長が、育友会や近隣の方々へのお礼を述べた後、「これからは一昔前の、大学入試のための知識偏重の教育ではなく、論理的思考能力と問題解決能力を養う教育が必要だ」と述べ、2015年の国連サミットで掲げられた持続可能な開発目標を例に、「生徒の皆さんは自分自身の目標を決め、将来に向かって頑張ってほしい」とエールを送りました。
 続いて、松尾孝司校長が「不易流行」の言葉になぞらえ、本校における変わらないものと変わるものについての話をしました。また、来賓祝辞では、育友会長が生徒らに人生における節目を意識してほしいと、また同窓会長が母校に誇りを持っていると述べられました。
 その後は、育友会、同窓会からの記念品の贈呈と生徒会の諸君によるスライドの上映です。記念品はグランドピアノが贈られました。また、スライドは生徒会役員が学校の歴史を調べ、写真や資料を集めて作った力作です。旧校舎の写真などを通して、本校の40年の歩みを振り返る内容でした。生徒達も知らない旧校舎の様子や、本校の出身で、現在も勤められている先生方の昔の姿が映し出されました。生徒らは、今の先生方からは想像もできないような若かりし頃の姿に驚いたり、今と雰囲気が全く変わらない先生もいて笑ってしまう場面もありました。式典の中にも、生徒達が主体となって歴史を振り返る場面があり、自主性を重んじる本校の特色をあらわした場面ともいえるのではないでしょうか。
 第1部の後、休憩を挟んで、第2部がスタート。第2部は著名なピアニストである西村由紀江さんのコンサートです。40周年の記念に贈呈されたグランドピアノの弾き初めとして、ご来校いただきました。
 代表作の「あなたに最高のしあわせを」や「手紙」などの曲が演奏され、曲と曲の間には楽しいトークの時間も設けられました。
 また、最後には、本校の校歌を演奏していただき、生徒と教職員全員が校歌を斉唱しました。新しいグランドピアノと西村由紀江さんの伴奏、生徒達の喜びが会場内で一体となって、温かな雰囲気となりました。本校のtwitter(@ng_naragaku)で、その様子を配信していますので、是非ご覧ください。コンサート終了後、生徒会長の石田絢子さんがお礼の言葉を述べ、生徒会副会長の高橋有希奈さんが花束を贈呈しました。
 40周年の式典を終え、多くの方々の支えやご理解があり現在の奈良学園中学校・高等学校があることを改めて感じ、今後も建学の精神「次世代の社会を担い、世界に雄飛する人材を育成する」のもとに、生徒諸君、ご家族の皆様、地域の皆様と共に更なる未来に向けて歩みを進めて参ります。