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大阪府立環境農林水産総合研究所の「水産技術センター」で学外サイエンス学習を行いました

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 9月24日(火)、生徒42名が「SS物理・化学・生物基礎」の学外サイエンス学習で、大阪府岬町にある大阪府立環境農林水産総合研究所「水産技術センター」を訪れました。
 今回は、チームリーダーの佐野雅基先生に「水産技術センターの役割―環境・漁業・生物多様性―」というテーマでお話をしていただきました。
 まず、センターで取り組まれている、大阪湾の環境保全・改善や、水産資源の管理などについてのお話がありました。赤潮の説明や、温暖化による海水温上昇の影響について説明を受けました。また、行政が計画した海岸整備の現状、海底の地形と水の流れについて漁獲量の変化から分かること、シオミズツボワムシのような初期餌料を培養するご苦労などの興味深いお話がありました。
 講義の後は、栽培センターの施設見学です。まだ小さいアコウ(キジハタ)の飼育水槽と性転換のお話しなど、現場でしか見ることができない初期養殖の様子を見せていただきました。講義や現場の飼育水槽では、生徒からも多くの質問が出ましたが、佐野先生は一つ一つていねいにお答えくださり、生徒達はこのような現場にもサイエンスの先端技術が応用されていることを知り、とても楽しい充実したひと時を過ごすことができました。