3月15日（月）、今年1月に卒業式を終えたばかりの高3生の有志が集まり校内各所の清掃を行いました。

　生徒たちは教室・演習室・自習室・昇降口の各グループに分かれて、それぞれが雑巾や箒を使って清掃に取り組みました。通常の清掃の際にはあまり触れないような黒板上のサッシから蛍光灯の傘、エアコン等にいたるまでを一斉に掃除しました。約1時間半後、校内各所はすっかり綺麗な状態となりました。清掃を終え、生徒たちが各教室に戻ると、担任教諭から最後の連絡事項がありました。

　このように学年全員が登校して同じ時を過ごすのはこの各所清掃で最後です。出席した元生徒会長の石田さんは「こうしてクラスの仲間と共に掃除をするのも最後だと思うと感慨深いものがあります。貴重な思い出になりました」と語ってくれました。元生徒会役員の掛川さんは「振り返ると、部活にSSHにと色々な活動を通じて学校生活を楽しむことができました。春からそれぞれの道に進むけれど、皆にはまたすぐに会えると信じています」と話しました。
　集会後、生徒たちは残りわずかとなった時間を惜しむように友人との会話を弾ませ、中には担任教諭との連絡先を交換する者も見られました。