ニュース&トピックス

ニュース&トピックス

令和3年度三学期始業式を行いました

  • 令和3年度三学期始業式を行いました
  • 令和3年度三学期始業式を行いました
  • 令和3年度三学期始業式を行いました
  • 令和3年度三学期始業式を行いました

 1月8日(土)、河合校長の式辞をオンラインで各教室に配信する形で、令和3年度三学期始業式を行いました。

 最初にオミクロン株感染拡大の中、今まで行ってきた感染対策を各クラスで再確認し、奈良学園での学びの継続のため、各生徒が自覚と緊張感をもって3学期を過ごしていってほしいと話がありました。

 続いて、2025年日本国際博覧会(大阪 ・関西万博)では空飛ぶ車など、予想外のことが実現していく可能性についてふれ、現状維持ではなく、チャレンジしていくことの大切さについての話がありました。具体的には本校生徒として、自分の課題に気づき、その『気づき』に対して必要な行動をすぐ行うことであったり、あるいは不必要な物事や習慣に気づけば、それをすぐにやめるなどという日常の変革です。他にも、新しいことにチャレンジしない理由をさがして、やるべきことを後回しにしないようにする。また、今年はひと月に一冊は本を読むなど、そういった自己の小さな変革の積み重ねが次のより大きな変革につながるという意味で、今年は一つでも自己変革にチャレンジしてほしいと話がありました。

 また、目標への気持ちが志として明確になれば、やる気になるということをあらわした吉田松陰の言葉、『志定まれば気盛んなり』にもふれ、吉田松陰が生きた幕末は激動の時代でしたが、現代もグローバル化による激動の時代であり、このような難しい時代に飲み込まれないよう志を持つことが大事で、志は自己変革へのエネルギーにつながると話がありました。

 最後に河合校長は、「今年は寅年です。空虚な張子の虎ではなく、虎穴に入らずんば虎子を得ずの気概で今年に挑んでほしい」と生徒たちを鼓舞しました。

 この日は始業式に続き、高三受験生への激励会も体育館で行われ、河合校長は、『心得たと思うは、心得ぬなり。心得ぬと思うは、心得たるなり』という蓮如の言葉にふれ、「この言葉にあるように、自分自身が十分だと思っていると、それにとらわれて新たな学びはありません。自分自身を過信しないようにし、同時に目標に向けて着実に歩んできたという自信も持って試験に臨んでください。みんなが君たちを応援しています。健闘を祈ります。」と激励しました。校長の激励に続いて、学年主任の前田教諭や、進路指導の石丸教諭からも激励と、目前に迫った大学入試へ向けてのきめ細かい心のこもったアドバイスがあり、高三受験生達は勇気をもらい、合格への決意をあらたにしていました。