スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)国内研修

SS研究チームが「福島県放射線調査」を行いました

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 SS研究チーム・放射線グループは、2011年以降、毎年、福島における非除染地区の雨風による自然の除染効果(ウェザリング効果)を計測して経年変化を調査してきました。
 今夏は8/16(金)~18(日)の2泊3日で須賀川市と福島市を調査してきました。須賀川市では後藤新平氏の学んだ旧須賀川医学校(現公立岩瀬病院)を訪れ、三浦院長先生から震災による病棟の倒壊に負けず、放射線の風評被害に負けず、里帰り出産も増えていることなどを教えていただきました。また、福島市ではSSHの連携校である福島高校や安積高校の放射線調査の取り組みを原教諭からお聞きし、復興する福島の学びを深めました。
 計測は阿武隈川河川敷、信夫山山麓の2エリアの各120地点ほどのエリア平均をとりましたが、もはや関西と変わらないレベルまで空間線量率は下がっていることが再確認できました。

SS国内研修「コウノトリとの共生(里とヒトとの共生)研修」を行いました

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 8月7日(水)~10日(土)の3泊4日で、兵庫県豊岡市で標記研修を実施しました。高校2年生4名の参加です。
 初日は、コウノトリの郷公園でコウノトリとの共生のための豊岡市の取り組みを勉強しました。そのあと戸島湿地で今回の研修のオリエンテーションを受けました。
 2日目は、コウノトリを育む農法を実践されている農家の方から説明を受けました。今年も田んぼでの作業のお手伝いができず残念でした。次にメダカ(ミナミメダカ)の生息環境の調査をしました。
 3日目は、近畿大学付属豊岡高校の生徒と共同作業をしました。午前は、田結地区の休耕田で、メダカの生息環境を回復する作業です。午後は、近畿大学付属豊岡高校と奈良学園それぞれの取り組みをパワーポイントで報告し合いました。
 最終日の4日目は、戸島湿地で4日間のまとめを二人一組で発表しました。今年からパワーポイントを使っての発表になりました。4日間を通じて、コウノトリとの共生にかける豊岡市の方々の熱意と努力を実感するとともに、現状の課題も知ることができ、参加した生徒たちにとって,たいへん有意義な研修となりました。

SS国内研修「環境指標研修」を行いました

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8月5日(月)から8月7日(水)の3日間、神戸大学海事科学部にて標記SS国内研修を実施しました。高校2年生の男子3名、女子3名が参加し、海洋環境管理研究室の浅岡聡先生と4回生の川上さんのご指導の下、実習を行いました。
「化学分析によって環境水の成分を測る」をテーマに、生徒が日頃採取してきた里山の樹幹流や林内雨・林外雨、地下水の成分分析を行いました。成分分析は、大学の研究室にある吸光度計を用いて行いました。
 1日目は、浅岡先生の研究室見学ということで、先生ご自身の取り組んでおられる研究内容や研究室をご説明下さり、生徒達は興味深く先生のお話に耳を傾けていました。また、研究室には日頃生徒は目にすることのできない様々な機器が所狭しと並んでおり、先生は1つ1つ何に使うものなのか丁寧にご説明下さいました。生徒たちは今まで採集したサンプルにラベルをつけて区別するところから実験が始まりました。それぞれの班に分かれ、作業分担を行いました。研究室にある吸光度計の使い方を教わり、高校では味わえない実験に生徒たちは興奮していました。
 2日目は、1日目の続きを行いました。今まで採集したサンプルが数多くあり、時間がかかりましたが、浅岡先生のご指導・ご協力のもと対象として考えるサンプルの吸光度を求めることができました。終わった班から吸光度のデータからイオン濃度の測定を行うため、パソコンでデータ分析を行いました。
3日目は、2日目のデータを先生方と一緒になって考察し、今後の実験の方向を決めました。最後に、全体のまとめと今後の課題を確認して、3日間の研修は無事に終了しました。

 3日間、まるで大学生になったかの如く研究室で実験をさせていただき、浅岡先生や川上さんの親身なご指導の下、常に学びの連続でとても充実した貴重な研修をさせていただくことができました。
今回の学びの結果と発見を、今後の課題研究には勿論、日々の学校生活や学習、そして進路選択等に大いに活かしていこうという思いを胸に帰路につきました。

SS国内研修「八重山諸島のサンゴの現状と未来(海とヒトとの共生)研修」を行いました

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 7月12日(金)~7月16日(火)、SS国内研修「八重山諸島のサンゴの現状と未来(海とヒトとの共生)研修」を実施し、高校2年生6名が参加しました。
 1日目は、石垣島に到着し、WWFサンゴ礁保護研究センター長の小林先生から、そして、環境省サンゴモニタリングセンターで自然保護官の大嶽先生から、石西礁湖のサンゴの現状や保全の現状を伺いました。夜は、ホテルで八重山サンゴ基金理事の前田博先生の「ヨット世界一周と世界のサンゴ」のお話を伺いました。
 2日目は、西表島へ出かけ、西表島エコツーリズム協会事務局長の徳岡先生からご講義を受け、海岸での漂流物の回収と調査実習を行いました。午後からは環境省西表野生生物保護センターの上席自然保護官竹中先生に同センターを案内していただき、講義もいただきました。夜は、八重山サンゴ基金干川先生の「赤土とサンゴ」の講義を受けました。
 3日目と4日目は、(株)シーテクニコの前田一樹先生のご指導で、シュノーケリングや体験ダイビングでたくさんの地点の海に潜り、場所によるサンゴの種類や数の違いを観察しました。ほんの少し場所を変えただけでもサンゴの状況が違うことに驚き、サンゴの白化の現状にも心を痛めました。
 最終日5日目は、石垣島の海岸で生物の観察や漂流物の観察を行い、海岸と海の中のつながりを学び、前田一樹先生にこの研修をまとめていただきました。
 亜熱帯多雨林の圧倒的な生物量の下での研修を通し、陸上生物やサンゴなどの海洋生物と農業、観光並びに地球温暖化との連環の様子を目の当たりにして、この環境を保全するために、これから自分たちがすべきことをじっくり考える機会になったと思います。

SS国内研修「北限サンゴ(ミドリイシ)産卵研修」を行いました 

  • SS国内研修「北限サンゴ(ミドリイシ)産卵研修」を行いました 
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 8月29日(木)から30日(金)の2日間、静岡県沼津市の平沢地先でSS国内研修「北限のサンゴ(ミドリイシ)産卵研修」を実施しました。高校2年生6名が参加しました。
 初日の午後、沼津市の平沢マリンセンターに到着し、静岡県内水面漁業協同組合連合会専務理事の川嶋尚正先生のご指導でシュノーケリング実習が始まりました。海上は若干風が強かったものの、海の中は非常に澄んでいて、これからの観察に期待が持てました。
 夜に行われた川嶋先生の講義では、平沢地先のある内浦湾には黒潮が流れ込む影響で沖縄からサンゴの卵が流れ着くこと、内浦湾で盛んに行われていた魚の養殖による海水の汚れとともにサンゴの分布にも変化があったことなどが説明され、サンゴとともに生息する魚種の紹介がありました。昨年の冬の海水温が比較的高く、本来であればこの地域では冬越ししない魚種もそのまま生き残っているとの説明もあり、明日の魚類相観察で確かめることとなりました。講義のあとはサンゴの産卵誘発実験の予定でしたが、観察に適当なサンゴが準備できなかったことから、予定を変更して魚類の灯火採集を行いました。光に集まったホヤやナメクジウオなどの原索動物が多数採集でき、魚類以外にも多くの生物が生息していることにも気付くことができました。
 2日目の午前は、大潮の干潮で海面がかなり後退していたこともあり、シュノーケリングでも比較的楽に海底まで観察することができ、実際にサンゴが多く生育しているところで、周辺の魚類相とともに観察を行いました。その後、砂地エリアと転石エリアに分かれてそれぞれの魚類相を観察し、水中ノートにそのようすを記録していきました。泳ぎに自信のある生徒は、川嶋先生の指導のもとで水深の深い海底に潜り、サンゴに近づいて、そのようすを観察していたようです。また、そのときに採集したサンゴには表面近くにバンドルが見られ、まさに産卵直前、というようすだったことも確認できました。午後にはそれぞれのエリアで観察できた魚類のまとめを行い、生息する魚類の種類が環境に応じて異なることを確かめることができました。
 サンゴの産卵誘発実験は行えなかったものの、実際のサンゴやその周辺の生態系の豊かさを目の当たりにしたことで、生物どうしのつながり(連環)を考慮した保全が不可欠であることを改めて学ぶことができました。

SS国内研修「森里海の連環―ブナ林とヒトの共生―研修」を行いました

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 8月19日(月)から22日(木)の4日間、青森県西津軽郡深浦町の十二湖でSS国内研修「ブナ林とヒトの共生」研修が実施され、高校2年生6名が参加しました。
 初日の午後に現地に到着し、十二湖海浜公園から海岸沿いせ海浜植物の観察を行いました。岩場や砂地に生える、普段見ているものと異なる特徴をもつ植物を観察することで、多様な環境に適応して自らの形態を変える植物の生存戦略の一端を垣間見ることができました。夜には天体観測とウミホタルの観察を予定していましたが、あいにくの曇天でウミホタルの観察のみとなりました。空き瓶の中に魚の切り身を入れたトラップを仕掛けてウミホタルを採取し、その発光のようすを観察しました。眼を海に向けると、海中でも遊泳しているウミホタルが所々で青く発光しており、砂粒ほどの大きさしかない生物の不思議な生態に見入りました。
 2日目は柳町明男先生のガイドで、植物相を中心とした研修を行いました。白神山地の有名なブナ自然林をはじめ、わたしたちが住んでいる近畿地方の森林とは異なる夏緑樹林の中を歩きながら、植物の多様性を実感しました。柳町先生の解説では「食べられる植物」が多数登場し、太古の昔から動物や人々はこの豊かな自然を利用してこの地で生活をしていたのだろうと思いを馳せることができました。まとめの講義では「昔と現在の白神山地で変わったと思うことは何ですか」という生徒の質問に、植生が変わってきて見られなくなった植物があること、ニホンジカやイノシシなど白神山地にはいなかった生物やアメリカザリガニなどの外来種も多く見られるようになり、今後生態系に影響が出るのではないかと危惧していることなどを挙げられました。
 3日目は板谷正勝先生のガイドで、動物相を中心とした研修を行いました。板谷先生はマタギ(猟師)をされていたベテランのガイドさんで、アナグマの巣穴やフンをした跡などを説明してくださいました。また、山の守り神のブナ(東北では幹が途中から3つに分かれた巨木を山の神や森の神として崇めていたそうです)にも案内していただき、その胸高周囲長を測定しました。結果は4.8mで、樹齢は300~400年を超えているのではないかと言われているそうです。普段はあまりガイドしない場所へも立ち入らせていただき、貴重な生物にも出会うことができました。まとめの講義では、マタギをされていたころに着用されていた動物の毛皮や雪ベラなどの装備品なども見せていただきました。また、近年はやはり生態系の変化にも気付かれることも多いそうで、クマゲラやヨタカもこの地域では見ることがなくなったと語られていました。漁師もされている板谷先生が最後に語られた「山は海の恋人」という言葉には、この地域のみならず、生態系を大きな視点で守っていく必要があるということを今一度改めて考えさせられました。
 4日目は帰路の途中で秋田県立博物館に立ち寄り、縄文・弥生期の白神山地周辺の状況を学びました。沿岸には対馬海流が流れていることから、秋田・青森の日本海側は比較的早い時期から弥生文化が広がっていたことが展示からわかりましたが、津軽平野を除いて、当時の大きな水田の遺跡は見つかっていないそうです。これらの事実から、白神山地の自然の豊かさを類推することができるのかも知れません。
 4日間にわたる研修で、白神山地の豊かな自然と、その豊かさを享受してきたヒトの生活の一端を垣間見ることができました。一方で、白神山地でもいたるところでナラ枯れが目立つようになり、外来種の侵入や農薬の使用などによる生態系の変化が危惧される状況も目の当たりにしたことで、変わりゆく自然とどのように共生をし、これからの未来につなげていかなければならないかを考えさせられる研修となりました。

SS国内研修「電気エネルギー研修」を行いました

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 8月6日(火)・7日(水)の2日間、大阪大学吹田キャンパスの工学研究科でSS国内研修「太陽光発電に関する研修」が実施され、高校2年生2名が参加しました。
 初日は舟木剛先生より、工学研究科電気電子情報工学専攻で研究されている内容についての講義を受けました。その後、井渕貴章先生より、「太陽光電池による電気エネルギーの発生特性」の講義を受け、これからの実験で扱う太陽光電池の接続や温度のちがいなどでその効率が大きく変化することが示唆されました。これを実証すべく、大学院生の斉藤先生にも手伝ってもらいながら、実際に太陽光パネルを用いて電力のちがいを調べていきました。太陽光パネルの回路をつくるだけでも、ダイオードを利用したり、はんだごてを使って端子を接着したりと、普段の高校の授業ではなかなか体験できない道具を使いながら正しい回路を作りあげることができました。一方で、雲の多い天候の中、発電量の測定が中断することもあり、実際の太陽光発電も一筋縄ではいかないと推測できるような状況も体験することができました。ひと通りデータもそろったところで、夕方にはそれらのデータをグラフ化し、理論通りになっていることも確かめることができました。
 2日目の午前中は、劉佳先生より、「パワーエレクトロニクス」と「太陽光発電パワーコンディショナー」についての講義を受けました。パワーエレクトロニクスとは、電力の流れを、電圧・電流を適切に変換することによって制御することで、主に半導体素子を用いています。スイッチングによる電力制御の原理を詳しく教えていただき、スイッチング電源を用いた様々な回路の制御方法を学びました。また、太陽光発電システムでは、太陽電池の電力が最大になるように制御されており、その制御方法として昇圧チョッパ回路やインバータを利用していること、山登り法による最大電力点追従(MPPT)制御などを学びました。午後からは、太陽光発電装置の動作実験を行いました。まず、パソコン上のプログラムを変更することで、実際の回路がどのように動くのかを確認しました。次に、太陽光電池模擬電源を用い日射強度を変化させ、最大電力点がどのように変化するのかを理論値と比較することで確認しました。たくさんのコードや装置に繋がれた複雑な機器を用いた実験でしたが、実際に手を動かすことで午前に学んだことがよりよく理解できたようでした。

SS国内研修「海洋学(魚類から海底探査まで)まるごと研修」を行いました

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7月31日(水)~8月2日(金)の3日間、東京海洋大学品川キャンパスおよび葛西臨海水族園にてSS国内研修を実施し、高校2年生の男子3名・女子2名が参加しました。
 1日目、東京海洋大学高大連携講座「海の科学」にて、大石太郎先生の「海の価値をお金で測る」、中村玄先生の「鯨類学入門」そして岩田繁英先生の「魚を知る、獲る、管理する」の講義を聴講しました。生徒達は積極的にメモをとり、先生方に質問を投げかけることができました。また昼休みには学食で昼食をとった後、「鯨ギャラリー」を見学することもできました。初めて見るセミクジラの大きな骨格に驚くとともに、興味深く見入っていました。そして夕刻にはかつての実習船「雲鷹丸」をバックに記念写真を撮りました。
 2日目、まずは東京海洋大学へ向かい、「海の科学」までの時間を利用して海洋資源環境学部のオープンキャンパスで、各自興味のあるパネル展示や研究室紹介に足を運んで学びました。そして、黒瀬光一先生の「食物(海産物を含む)アレルギーの不思議」の講義を聴講した後、再びオープンキャンパスを見学し、「葛西臨海水族園」研修に出発しました。現地ではマグロや様々な海洋生物を見学しながら、それらの特徴や生態について自主的に研修を行いました。様々な海洋生物を目の当たりに、限られた時間内で多くを得ようと積極的に行動していました。
 最終日、まずは東京海洋大学海洋生命科学部のオープンキャンパスの見学です。偶然にも海洋政策文化学科のオープンキャンパスの場で研究室の学生の方と懇談することができ、学科の紹介や大学生活のことをはじめ、受験時代に気をつけることなど多くのアドバイスを頂くことができました。生徒達も滅多に無い機会を逃すまいと、多くの質問をしていました。その後、大学内の「マリンサイエンスミュージアム」に足を運び、短い時間にもかかわらず、初めて見る多くの展示資料に興味を寄せていました。そして「海の科学」の最終講義、谷和夫先生の「海底の資源・エネルギー開発」を聴講し、生徒達は疲労感にも負けず、一生懸命メモをとっていました。
 閉講式では各自に修了証書が手渡され、「海の科学」が終了しました。午後、最終メニューである東京海洋大学魚類学研究室の河野博先生と学生スタッフによる「魚類学実習」が始まりました。まずプランクトンの観察で顕微鏡の扱いに親しみ、それらをスケッチしました。顕微鏡下に見る珍しい小さな生物に生徒達は興味津々の様子でした。その後。コノシロの透明標本を顕微鏡で観察するとともに、顕微鏡下で枝付き針を用いて消化管から内容物を取り出すという難題にチャレンジしました。最初はぎこちなかった操作も、慣れてくると上手になり、大学生さながらの実習を満喫することができました。観察を通して、「食う・食われる」の関係や「軟骨・硬骨の区分」などを学ぶことができました。
 こうして、無事に研修のすべてのメニューが終わりました。生徒達は研修を通して、海洋学の幅の広さと奥深さに気付き、海洋学への興味・関心を一層深めることができました。

SS国内研修「北限のサンゴの産卵研修」で沼津へ行ってきました

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 高校2年生男子4名、女子2名の計6名が参加して、8月24日(金)~8月26日(日)の2泊3日で標記研修を実施しました。
 初日の午後、沼津市の平沢マリンセンターに到着し、静岡県内水面漁業協同組合連合会専務理事の川嶋尚正先生のご指導でシュノーケリング実習が始まりました。前日の台風20号の通過に伴い、強い風が吹いていましたが、海は比較的穏やかで、シュノーケリングの練習には問題なく、明日からの実習のトレーニングを終えることができました。
 夜は北限のサンゴ「ミドリイシ」の産卵研修です。「ミドリイシ」は、8月の大潮の日の日没後2時間程度すると産卵すると言われ、精子と卵をつつんだバンドルの放出を確認することが目的です。地元の高校生や、センターのスタッフ、そして新聞記者や海洋写真家の方々もスタンバイされていました。しかし、夜の8時を過ぎても産卵は見られず、この日は9時に解散となりました。
 2日目は、海底にコドラート(方形区)を設置し、ミドリイシの分布調査を行う予定でしたが、海の濁りとうねりが強く、海底を目視できないので、魚類調査に切り替えました。川嶋先生によると、20種程度を確認できれば上出来ということでしたが、みんなががんばり、37種の魚類を確認することができました。今まで、単に「魚」としか見てこなかった海に、たくさんの種類の魚類が生息し、それぞれが独自の生活史を持つことを知り、大いに知見を深めることができました。
 この日の夜には、サンゴの産卵観察に加えて、産卵促進剤を用いた世界初の人工産卵にも挑戦しましたが、残念ながら産卵は見られず、次年度以降の後輩達に夢を託すことになりました。
 最終日、3日目の午前中は海況が良くなり、透明度も上がってきましたので、ミドリイシの目視観察と、昨日の37種の魚類を全員が確認することを目標に海に入りました。日の光を受けたミドリイシは輝くような緑色で、バックには富士山も顔を見せてくれ、生徒達は、この北限のサンゴ域の生物群集と海の景観を保全していく義務があると、実感できた3日間でした。

SS国内研修 大阪大学「太陽光発電に関する研修」研修を実施しました

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 8月3日(木)~8月5日(土)の3日間、大阪大学工学部にてSS国内研修が実施され、高校2年生1名、高校1年生2名の計3名が参加しました。
 3日間、大阪大学工学部の 伊瀬敏史先生、三浦友史先生、井渕貴章先生、劉佳先生のご指導により実習を行いました。
 1日目の午前は、太陽光電池の発電特性について井渕貴章先生から講義を受け、さらに実際に太陽光パネルを使いながら実験も行いました。そのための配線なども自分たちで考え、はんだ付けも体験しました。曇ったり晴れたりしていたので、うまくデータは取れませんでしたが、日照量、パネルの温度によって発電能力に違いがあることがわかりました。午後からは引き続き井渕先生による「パワーエレクトロニクスについて」の講義を受講しました。難しい講義内容でしたが、生徒も必死に食らいついていました。
 2日目の午前は三浦友史先生からChopperの役割について学びました。午後は引き続き三浦先生のご指導の下、Chopperのはたらき、MPPT制御の効果を調べる実験をしました。実際にパソコンを使わせていただきながら回路をつくり、シミュレーションを行っていく中で、理解を深めたようでした。先生は休憩中でもいろいろな質問に丁寧に答えてくださり、パワーエレクトニクスだけでなく、超伝導などについても教わりました。
 3日目は伊瀬敏史先生、劉佳先生のご指導の下、模擬実験装置による太陽光発電装置の動作実験を行ないました。実際に回路をつなぐお手伝いをし、太陽光で最大の電力を得るポイントはどこなのかということを探る実験は、まさに3日間の勉強の集大成となるものでした。午後は伊瀬敏史先生から、電気の現状や今後についての総合的な講義をいただき、3日間の研修を終えました。
 この3日間、たくさんの大学の先生や大学院生が丁寧に指導してくださいました。難しい内容もありましたが、実験などを通して理解を深め、作業もやり通すことができました。電気の仕組みや重要性、今後の課題などを深く考察したことは有意義なことだったと思います。また、実際に大学の研究室に入ることで、「大学」とはどういう場所なのかということについても見識を得ることができ、生徒たちにとって非常に貴重な経験となりました。

SS国内研修「コウノトリとの共生研修」を実施しました

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 今年は8月1日(火)~4日(金)の三泊四日で、兵庫県豊岡市で標記研修を実施しました。高校2年生4名の参加です。
 初日は、コウノトリの郷公園でコウノトリ共生のための豊岡市の取り組みを勉強しました。その後戸島湿地に移り、オリエンテーションと、魚類調査のための定置網の仕掛けを行いました。2日目は、定置網にかかった魚類の調査をしました。次に、コウノトリの個体識別を経験するため、豊岡市を車で走り回って、コウノトリの観察をしました。実際にやってみて個体識別の難しさを実感しました。午後からは、コウノトリを育む農法を実践されている農家の方から説明を受けました。今年は田んぼでの作業のお手伝いができず残念でした。その後、兵庫県立大学院に移動し、江崎先生の「コウノトリと地域資源マネジメント」の講義を受けました。 3日目は、田結地区の休耕田を利用した湿地作りです。午前に全体の様子を観察したあと、地区の方の要請を受けて、畦の修復作業をしました。午後は先輩たちが作った湿地の整備をしました。夕食後は田結地区の方々との懇親会を持ちました。最終日の4日目は、漁船に乗って日本海のジオパークを見学しました。最後に戸島湿地に移り、4日間のまとめを一人ずつ発表しました。
 4日間を通じて、コウノトリとの共生にかける豊岡市の方々の熱意と努力を実感することができました。参加した生徒たちにとって,たいへん有意義な研修となりました。

SS国内研修~「八重山諸島のサンゴの現状と未来研修」を行いました

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 高校2年生男子4名、女子2名の計6名が参加して、7月14日(金)~7月18日(火)の4泊5日で標記研修を実施しました。
 初日の研修は、石垣島の環境省サンゴモニタリングセンターで、自然保護官 塚本康太先生の講義と、八重山漁業協同組合サンゴ研究班の小林様によるサンゴ増殖実習を行いました。小浜島のホテルに宿泊して、2日目からは昼間はスキューバダイビングによる潜水実習とサンゴの観察、夜はサンゴに関する講義(「世界のサンゴ礁」・「農地から海洋への赤土流出の問題」など)と、サンゴずくめの4日間を過ごし、八重山諸島の生態系学習を堪能しました。
 海上が全く見えなくなる程のスコールには出会いましたが、全日天候にも恵まれ、私たちには世界に誇る石西礁湖のサンゴ礁と美しい海を保全していく義務があると、実感できた研修でした。

京大研修会を実施しました

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 12月14日(水)、中学3年生と高校1年生84名が、京大研修会に参加しました。
 京都市左京区にある京都大学吉田キャンパスに到着すると、まず吉田南総合館北棟にある講義室へ移動。京都大学人文科学研究所准教授の藤原辰史先生による講演をお聞きしました。
 藤原先生は中学高校は受験勉強という与えられた問題を解く側だが、大学は学問、自分で問題を見つける側に立つという点で違いがあると述べられました。その後、自身の専門である農業技術史やドイツ現代史について解説されました。
 特にユダヤ人を600万人殺害したナチスが、有機農業に関心をいだき、家の残り物を全て鍋に入れて食べる「アイントップフ」をしている当時の写真を紹介され、こういった「歴史のパラドックスにおける問い」が自身のモチベーションになるということを紹介されました。貴重なお話の後、質疑応答の時間では、生徒から遺伝子組み換え食品の安全性に関する問題などについて質問の手が挙がり、わかりやすく解説をしてくださいました。

 その後、各班に分かれ、本校の卒業生と共に昼食。今回は30期~35期生9名の卒業生が案内役として、キャンパス内の各所を見学させていただきました。
 班によっては、先輩が所属する学部の講義を見せてもらえたり、馬術部で馬を見せてもらえたりした生徒もいました。京都大学に在学する先輩方と直接言葉を交わし、構内を散策しながら大学での研究や学生生活について話を聞くことができたのは、とても有意義でした。

 参加した生徒からは「先輩から学校での普段の授業を大切にすれば合格できるという話を聞き、がんばろうと思った」といった声が聞かれました。最先端の設備や研究現場に実際にふれることで、生徒たちも新鮮な刺激を得た様子でした。

SS国内研修 大阪大学工学研究科「電気エネルギー丸ごと変換」研修を実施しました

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8月17日(火)~8月19日(金)の3日間、大阪大学工学部にてSS国内研修を実施し、高校2年生の3名が参加しました。

3日間、大阪大学工学研究科の伊瀬俊史先生、井渕貴章先生、三浦友史先生、劉佳先生、藤井伸幸先生、増田瑛介先生のご指導により実習を行いました。

1日目の午前は、太陽光電池の発電特性について実測しました。そのための配線なども自分たちで考え、はんだ付けも初めて体験しました。曇ったり晴れたりしていたので、うまくデータは取れませんでしたが、日照量、パネルの温度によって発電能力に違いがあることがわかりました。午後からは大阪大学の学生と混じって伊瀬俊史先生による「電力変換技術としてのパワーエレクトロニクス」の講義を受講しました。直流送電など高校では習っていない内容でとてもおもしろかったです。

2日目の午前は最大電力追従制御(MPPT制御)とチョッパの役割について学びました。難しい回路方程式が出てきましたがだいたいのことは理解できました。

3日目は、午前に調光回路の実験をし、午後からはマイコンによるLED点灯制御の実習を行ないました。回路図を理解し、美しく基板に配線をするのに相当時間がかかりました。その回路を使いマイコンによる点灯制御も行ないました。休憩もせず夢中で電気工作とプログラミングをしました。

この3日間、大学の先生方が丁寧に指導していただいたおかげで、難しい内容もある程度理解し、作業もやり通すことができました。工学部と大学院の実験・講義の一端を知ることができ、また改めて高校で習う科目の勉強をしっかりしなければならないと感じました。3日間本当に良い貴重な経験をさせていただきました。先生方、ありがとうございました。

SS国内研修「神戸大 環境指標研修」を実施しました。

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  • SS国内研修「神戸大 環境指標研修」を実施しました。
  • SS国内研修「神戸大 環境指標研修」を実施しました。

「林外雨、林内雨、樹幹流に含まれるイオンの化学分析によって酸性雨の原因をさぐる」をテーマに、8月2日(火)から8月4日(木)の3日間、神戸大学海事科学部でSS国内研修を実施し、高校2年生の女子3名が参加しました。3日間、神戸大学海事科学部の浅岡聡先生、パキスタンから来られた研究員のワカール先生のご指導により実習を行いました。

1日目、1時間目は研修全体のガイダンスのあと、研究室を見学させてもらいました。これから使わせていただくいくつかの実験装置が1000万円以上すると聞いて緊張しました。2時間目はクロマトグラフィーの説明のあと、実験で使うイオンクロマトグラフ検出器の原理の説明を受けました。そのあと、学校から事前に送っていたいろいろな雨水から1mLをマイクロピペッターを使い計り取り、オートサンプラーにセットし、陰イオンの定量を行ないました。試料が多いので約24時間ほど分析にかかるということでした。高校では使っていない器具を使い、大学生になった気分で実験ができました。3時間目はイオンクロマトグラフでは分析しにくいNaイオンを分析するために、原子吸光光度計の説明を受けました。その後、またマイクロピペッターを使い試料の準備をしました。4時間目は海事科学部の説明と構内の見学をさせていただきました。海事科学部は、入学後に工学部的な学科から文系的な学科まで選択できいろいろな事が学べ、多様な進路選択ができることを知りました。また帰港していた深江丸にも乗船させていただきました。

2日目、午前中は昨日と同様に今度は陽イオンの定量を行なうための準備をしました。マイクロピペッターの使い方にも慣れ、順調に準備ができました。さらに昨日説明を受けた原子吸光光度計を使って実験を行ない、その原理の説明のために高校物理の教科書から、まだ習っていない原子の分野のエネルギー準位の講義もしてもらいました。分析化学の研究室ですが物理も理解しておかないと大学の実験はできないことを実感しました。その後は、陰イオン定量結果が出ていたので、Excelを使って試行錯誤しながらデータの整理と見やすいグラフを作り、自分たちなりの考察をしました。昼食も忘れてデータ整理に没頭して、とても充実した時間を過ごしました。

3日目、陽イオンの定量結果も出たので、昨日同様データ整理をし、グラフ化をし考察しましたが、みんなで話し合っている中でもっとわかりやすいグラフを作ろうということになり、いろいろなグラフを作り考察をしました。  

今回の研修では貴重な体験がたくさんできました。高価で普段目にすることがない機器を使って詳しく調べることで、新しい発見もありました。また、浅岡先生には機器の使い方はもちろんのことその原理まで教えていただき、いろいろな科目を学ぶ必要性を知ることができました。さらにデータのまとめ方や考察の仕方などこれからの研究に役立つ技術をたくさん教えていただきました。また、考察やまとめ方など、友人と真剣に議論でき、とても新鮮な感じがしました。まだまだ調べていきたいことが見つかり、理科課題研究自体は大変ですが、この3日間の経験を活かして、いい研究発表ができるようこれからも頑張っていきたいと思いを新たにしました。

SS国内研修「海洋学(魚類から食品まで)まるごと研修」を実施しました。

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7月31日(日)から8月3日(水)の4日間、東京海洋大学品川キャンパスおよび葛西臨海水族園にて標記SS国内研修が実施され、高校2年生の男子2名・女子4名の計6名が参加しました。

初日は、東京海洋大学魚類学研究室の河野博先生をはじめ、学生の方々のご指導により実習を行いました。
前半は、二重染色された魚の透明標本を顕微鏡で観察し、サメの顎と魚の顎を対比しながらヒトとの進化生物学的な関係について学びました。
後半は、コノシロの透明標本の消化管を解剖して内容物を取り出し、食物連鎖について学びました。生徒達は、美しい透明標本に魅せられながら、顕微鏡と枝付き針を楽しそうに操作していました。

2日目、午前中は葛西臨海水族園へ出向き、マグロや様々な海洋生物を見学しながら、それらの特徴や生態について自主的に研修を行いました。生徒達は、興味深い様々な海洋生物を目の当たりに、限られた時間内で多くを得ようと積極的に行動していました。
そして午後は東京海洋大学のオープンキャンパスに参加しました。「人造イクラを作ろう」や「インスタントラーメンを作る」などの体験学習を行ったり、「冷凍技術のオープンラボ」の見学やさまざまな模擬講義の聴講など、生徒達はそれぞれ興味の赴くままに海洋大学の魅力を満喫していました。
 
3日目、午前中は本校出身の海洋大院生と交流し、受験や進路について貴重なアドバイスを受けるとともに、生徒達の投げかけるいろいろな質問に親身になって答えてくれました。午後からは、いよいよ海洋大学の高大連携講座「海の科学」が始まりました。この日は、加藤秀弘先生の「鯨の世界」と羽曽部正豪先生の「魚類マクロ組織像から考える動物体の成り立ち」を聴講しました。
 
最終日、前日に続いて、吉田次郎先生の「海の流れの仕組み」、高橋美穂先生の「海の元素の化学」、大島敏明先生の「養殖水産食品の高付加価値化への取り組み」そして藤本浩一先生の「素潜りの歴史と発展」を聴講しました。

生徒達は講義を通して幅広く海洋学への興味と関心を深めるとともに、様々な知識を吸収することができました。なお、昼休みを利用して「鯨ギャラリー」でセミクジラの骨格標本を見学し、生徒達はその大きさに圧倒されながら興味深く見入っていました。朝から夕方まで講義の聴講、そして学生食堂で昼食をとるなど、まさに海洋大学生と同じ1日を過ごせる貴重な1日となりました。

こうして充実した4日間の研修は無事に終了し、生徒達は海洋学の幅の広さと奥の深さに気付くとともに、海洋学への興味・関心を一層深めることができました。最後に、かつての実習船「雲鷹丸」の勇姿を目に焼き付け、心地よい疲労感と満足感を胸に帰路につきました。

SS国内研修「八重山諸島のサンゴの現状と未来研修」を行いました

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高校2年生男子3名、女子3名の計6名が参加して、7月13日(水)~7月17日(日)の4泊5日で標記研修を実施しました。

7月8日(金)に学校で事前研修を受けた生徒達は、初日は石垣島の環境省サンゴモニタリングセンターでの自然保護官 伊藤珠実先生の講義と、八重山漁業協同組合サンゴ研究班の小林様によるサンゴ養殖実習、並びに夜は前田博先生の講義「世界一周航海から見るサンゴの現状報告」と、サンゴずくめの日々をスタートさせました。

小浜島の研修施設に宿泊して2日目から、昼間はスキューバダイビングに関する講義と実習(サンゴの観察)、夜はサンゴに関する講義(引率教員による「サンゴの色と光」、干川明先生による「農地から海洋への赤土流出の問題」など)と、八重山諸島の生態系学習を堪能しました。
天候に恵まれた5日間でしたが、台風が来ないまま夏を迎えたため水温が高く、サンゴの白化が生じ始めていることが心配で、世界に誇る石西礁湖のサンゴ礁と美しい海を保全していく義務が私たちにはあると実感できた研修でした。

SS国内研修「コウノトリとの共生研修」を実施しました。

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今年も7月13日(水)~16日(土)の3泊4日で、高校2年生3名、1年生1名の計4名が参加して、兵庫県豊岡市で標記研修を実施しました。

初日は、コウノトリの郷公園でコウノトリ共生のための豊岡市の取り組みを勉強しました。その後、戸島湿地に移り、定置網を使った魚類等の調査を行いました。
2日目は、コウノトリの個体識別を経験するため、午前中豊岡市を車で走り回って、コウノトリの観察をしました。生徒たちは、コウノトリの大きさに驚いていました。午後からは、コウノトリを育む農法を実践されている農家の方から説明を受けて、田んぼでの作業のお手伝いをしました。夜は、田結(たい)地区の方々からコウノトリとの共生についてのお話を伺い、その後外に出て、個体数が増加して被害が出ているシカの夜間観察をしました。
3日目は、田結地区の休耕田を利用した湿地作りを行う予定でしたが、残念ながら大雨のため延期になりました。最終日の4日目は、昨日延期になった湿地作りを行いました。十分な時間をかけられなかったのが心残りです。
4日間を通じて、コウノトリとの共生にかける豊岡市の方々の熱意と努力を実感することができました。参加した生徒たちにとって,たいへん有意義な研修となりました。

大阪府立花の文化園で研修

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3月15日から17日までの3日間、大阪府立花の文化園においてSS国内研修を行いました。花の文化園には、高2と高1の生徒5名がお世話になりました。

講義が始まる前に、花の文化園内にある大温室を職員の方と一緒に清掃しました。また、植物の名前などを記したラベルは、お客様からよく見えるように位置を調整しました。
しばらく皆で汗を流した後、花の文化園の竹田園長が、園内を一緒に巡り、さまざまな園内施設の紹介をしてくださいました。

ここを訪れる方の多くは植物に興味のある中高年の女性が大半であることや、園内にはボランティアの方が、約250名も活躍されており、来園者への案内を行ったり、植物の植え替えなどの手伝いをして頂いているなど、さまざまなお話を伺いました。さらに、植物園内の各施設がどういう役割を担っているのかについてや、植物の育種、植物多様性の保全、植物の繁殖などについてのお話がありました。
また、ハーブなど実際の植物に触れる実習を行い、園の関係者以外入ることのできないハウスで普段見る事のない珍しい植物を観察することもできました。

研修室に場を移し、竹田園長がスライドを使って植物の歴史や、世界の植物園の紹介、植物に関するイベントやボランティアの育成の重要性について話されました。

生徒たちは、園内の植物の保全活動を通して、身近な植物、地域の植物、ひいては地球の植物を保全していくことの重要性を学びました。

「電気エネルギーをまるごと変換」研修(阪大)

SSH国内研修として高校一年生4名が,8月7日(金),8月17日(火),8月18日(水)の三日間,大阪大学工学研究科にて研修を行いました。

今研修では,電気電子について,大阪大学の教授をはじめ,院生の方々にレクチャーしていただきました。大学生とともに電気電子に関する基礎講座の授業を受けたり,実際に電子回路を作成したりと,参加した生徒たちは多くのことを学ぶことができました。

神戸大学海事科学部で研修

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8月4日(火)~8月6日(木)の3日間,神戸大学海事科学部にてSS国内研修が実施され,高校2年生の女子3名が参加しました。

「富栄養化した内湾の環境をリン酸イオン、溶存酸素濃度の定量,プランクトンの顕微鏡観察から明らかにする」というテーマで3日間研修を受けました。

<参加生徒の感想>
この3日間で中学や高校では習うことができないような内容をたくさん学ばせていただきました。特に印象に残ったのがロープワークとグループワークです。

ロープワークでは日常的に使える結び方や非常時に使える結び方など教えていただき,是非身につけておきたいと思いました。

グループワークでは,理想の海について話し合いました。教えられる授業ではなく、自分たちで意見を出し合って考えるものでした。とても新鮮で,それぞれに視点や考え方が違っていておもしろかったです。また、新しい角度でものを見たり、人の意見を聞くことは本当に大切だと感じました。

実験では大学の実験室を自由に使わせていただくというあり得ない体験をさせていただきました。
ミスが続いたり,結果がうまく出なかったりしたことは反省しないといけないことですが,とても良い経験をさせていただきました。これからも3人で協力し合って自分たちの研究を成功させたいと思います。

自分が今まで汚い海水だと思っていたものが,実はプランクトンにより濁って見えるのだと知り驚きました。また、偏った生物しかいないことや異常に生物が発生していることは食物連鎖が崩壊していることだと改めて理解できました。

浅岡先生をはじめ研究室の方々には大変お世話になりました。今回の研修を私たちの研究に活かして頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

葛西臨海水族園(東京海洋大)で研修

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7月30日(木)~8月2日(日)の4日間,東京海洋大学品川キャンパスおよび葛西臨海水族園にてSS国内研修が実施され,高校2年生の男子3名・女子2名の計5名が参加しました。

初日と2日目は,東京海洋大学海洋科学部による高大連携夏季公開講座「海の科学」を受講させていただきました。
その中で,石崎松一郎先生からは「食品の真正評価」について,羽曽部正豪先生からは「バーチャル顕微鏡観察と学習マトリックス」を通して動物体の成り立ちについて,また藤本浩一先生からは「素潜りの歴史と発展」について,亀谷茂樹先生からは「都市エネルギーシステムと海洋熱汚染」について,北出裕二郎先生からは「海洋の流れのしくみ」について,そして最後に鈴木直樹先生からは「魚の利用と保全」について,それぞれ学ばせていただき,生徒達は幅広く海洋学への知識を深めることができました。

なお,休憩時間には「鯨ギャラリー」にて「セミクジラの骨格標本」を見学させていただき,その大きさに圧倒されながらも興味深く見入っていました。また,昼食は大学生や研究者に混じって学生食堂で摂らせていただき,まさに「将来の大学生」としての生活を満喫することもできました。さらに夕方には,本校出身の海洋大学生と交流し,受験や進路について貴重なアドバイスをいただくことができました。

3日目の午前中は,葛西臨海水族園まで赴き,マグロや様々な海洋生物の実物を見学しながら,それらの特徴や生態について自主的に知識を深めました。なお,生徒達はマグロが大量に死んだ原因や今後の対策等についても職員の方々にインタビューするなど,各自が大きな関心を持って行動することができました。

午後は,再び東京海洋大学に戻り,オープンキャンパスに参加させていただきました。
その中で生徒達は,深層大循環に関する実験や魚のDNAの観察などの貴重な体験をさせていただきました。

4日目最終日は,海洋科学技術研究科の河野博先生をはじめ,研究室の方々のご指導により,魚の透明標本の観察と解剖実習を行いました。前半は,軟骨魚と硬骨魚の骨格の違いを理解すると共に,魚類とヒトの骨格の共通点と進化の過程について学びました。

後半は,透明標本の消化管を解剖して,内容物(プランクトンなど)を取り出して観察し,食物連鎖について学びました。生徒達は初めて目にする透明標本の美しさに感激しながら,多くの知識を吸収することができました。

こうして充実した4日間の研修は無事に終了し,海洋学の奥深さを再発見すると共に興味・関心を一層深め,もっと学びたいという気持ちと心地よい疲労感と満足感を胸に帰路につきました。

コウノトリとの共生研修(豊岡市)

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7月13日(月)~16日(木)の三泊四日で、高校2年生3名、1年生1名の計4名が参加して、兵庫県豊岡市で標記の研修を実施しました。

初日の戸島湿地の研修では、ヒトとコウノトリが共生するための豊岡市の取り組みを勉強しました。その後、同湿地でガマの刈り取りを行い、定置網に入った魚類等の調査にも参加しました。

2日目は、コウノトリの郷公園を見学し山岸園長先生のお話をうかがいました。午後からは、コウノトリを育む農法を実践されている農家の方から、その実践法についての説明を受けて、田んぼでの作業のお手伝いをしました。

3日目は全日、田結(たい)地区の休耕田を利用した湿地作りを行いました。コウノトリのエサ場を維持するための大切な作業でしたが、やってみてその大変さが分かった一日でした。

4日目最終日は、台風の影響で天気には恵まれませんでしたが、4日間を通じて、コウノトリとの共生にかける豊岡の方々の熱意、努力を肌で感じることのできた研修でした。

八重山諸島で「サンゴの現状と未来」を研修

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 高校2年生男子4名,女子2名の計6名が参加して,7月13日(月)~7月17日(金)の4泊5日で標記研修を実施しました。

初日の研修は,石垣島の環境省サンゴモニタリングセンターで,自然保護官 齋藤倫実先生の講義と,八重山漁業協同組合サンゴ研究班の小林さんによるサンゴ増殖実習を行いました。

小浜島の民宿に宿泊して,2日目からは昼間はスキューバダイビングの潜水実習とサンゴの観察,夜はサンゴに関する講義(「農地から海洋への赤土流出の問題」,「世界のサンゴ礁」など)と,サンゴずくめの4日間を過ごし,八重山諸島の生態系学習をしました。

初日と最終日を除いて天候にも恵まれ,世界に誇る石西礁湖のサンゴ礁と美しい海を保全していく義務が私たちにはあると実感できた研修でした。

神戸大学での研修報告

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 8月5日(火)~8月7日(木)の3日間、神戸大学海事科学部海事環境研究室でSS国内研修を実施し,高校2年生男子2名が参加しました。

「環境汚染は生物で計る・化学で測る・・・環境汚染はなぜ、何によって生じるのか?」をテーマに、大学生と同じ内容の講義・観察・実験を高校生向けにわかりやすくしていただきました。

<研修概要>
初日の午前は、研修の全体の説明と大学内の高橋川河口とポンドで実験で使う海水試料の採取と塩分やpHなどの現場測定を行いました。

午後からは、浅岡先生のご指導のもと午前中採取した海水中のプランクトンの顕微鏡観察・スケッチとその同定を行い、その後、岡村先生のご指導のもと、アルテミア試験の試験溶液作りとマイクロプレートにアルテミアと溶液を入れる作業をしました。

2日目の午前中は、吸光光度法の講義を受け、試薬の調整をした後、リン酸イオンの定量を行いました。

実験結果からグラフを作成しLambert-Beerの法則により、リン酸イオンの濃度を定量しました。

午後は、海産発光細菌を用いた生物試験の原理の講義と細菌試験を行いました。実験はルミチューブに発光細菌溶液を加え、タッチミキサーで攪拌した後、ルミノメーターで発光量を測定するものでした。

最終日の午前中は、実習で得られたデータの解析の仕方を教わり、海洋環境改善に関する最先端の研究の講義を受けました。午後は、初日に作成した試料中のアルテミアの48時間後の生存数を数え、グラフ化して半数致死濃度を算出し、考察の仕方を学びました。

<参加生徒の感想>
・僕は普段の授業では得難い経験をしました。それは専門性の高い、とても高レベルな実験をさせて頂いたことです。
実験では普段、高校の実験では扱わないような器具を使用させて頂き、非常に手間と時間のかかる内容で、とても新鮮な感覚でした。また、講義においても高校の座学と違い、考えることが多く、普段は養えない思考力を鍛えられたような気がしました。先生方には心より感謝いたします。

・神戸大学の先生方と1対2という非常に近い距離で講義、実験の手ほどきを受けられた事に驚きました。
また、実験の内容も大学構内の河口や海を現場として、プランクトンや硫酸銅などを利用しながら水生生物への有害物質の影響を複数の手法で調べる目的意識の高い実験とその実験にリンクした講義でした。
先生方はみなさん親しみを持てる明るい方ばかりで、気後れすることなく実験に参加出来ました。本当にありがとうございました。

東京海洋大学での研修報告

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  • 東京海洋大学での研修報告
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7月30日(水)~8月2日(土)の4日間,高校1年生男子2名と高校2年生女子2名の計4名が参加して,東京海洋大学品川キャンパスおよび葛西臨海水族園にてSSHの国内研修を実施しました。

初日と2日目は,東京海洋大学海洋科学部による高大連携公開講座「海の科学」を受講させていただきました。

様々な専門領域の先生方から計7つ,10時間以上に及ぶ講義を拝聴させていただきました。また,昼食は大学生や研究者に混じって学生食堂で摂らせていただき,まさに「将来の大学生」としての生活を体験した2日間でした。

3日目の午前中は,葛西臨海水族園まで赴き,マグロや様々な海洋生物の実物を見学しながら,それらの特徴や生態について自主的に知識を深めました。

午後は,再び東京海洋大学に戻り,オープンキャンパスに参加させていただきました。また,夕方には本校出身の海洋大学生と交流し,受験や進路について貴重なアドバイスを頂くなど,生徒達にとって進路の観点からも東京海洋大学を知る良い経験となりました。

4日目最終日は,海洋科学技術研究科の河野博先生をはじめ,研究室の方々のご指導により,魚の透明標本を用いた解剖実習を行いました。

マアジなどの稚魚の透明標本を顕微鏡で観察しながら軟骨魚から硬骨魚への骨格の進化の過程について学習したほか,直腸を取り出して食べたプランクトンの同定を行うなど,専門的な実習を手取り足取り親切にご指導下さいました。

生徒達は初めて目にする透明標本の美しさに感激しながら,多くの知識を吸収することができました。

こうして充実した4日間の研修は無事に終了し,生徒達は海や海洋生物について実習も交えて幅広く学ぶことができ,心地よい疲労感と満足感を胸に帰路につきました。

八重山諸島での研修報告

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高校2年生男子2名,女子3名の計5名が参加して,7月14日(月)~7月18日(金)の4泊5日で八重山諸島で研修を実施しました。

初日の研修は,石垣島の環境省サンゴモニタリングセンターで,自然保護官 齋藤倫実先生の講義と,八重山漁業協同組合サンゴ研究班の山本様によるサンゴ増殖実習がありました。

2日目からは,昼間はスキューバダイビングの潜水実習とサンゴの観察,夜はサンゴに関する講義(「赤土流出の被害」,「世界のサンゴ」,「生徒スピーチ」など)と,サンゴずくめで、4日間を過ごしました。

その間,セグロアジサシの繁殖地を訪問したり,無人島のカヤマ島に上陸したりというメニューもあり,八重山諸島の生態系観察を堪能しました。

5日間,スコールもない晴天に恵まれ,世界に誇る石西礁湖のサンゴと美しい海を保全していく義務が私たちにはあると実感できた研修でした。

コウノトリ生息地での研修報告

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昨年に続き,高校2年生男子2名,女子2名の計4名が参加して,7月14日(月)~7月17日(木)の3泊4日で、兵庫県豊岡市で研修を実施しました。

研修では,主に豊岡市のNPO法人コウノトリ湿地ネット(佐竹節夫 代表)と豊岡市コウノトリ共生課にお世話になり,ハチゴロウの戸島湿地と田結(たい)地区を中心に研修を行いました。

研修内容は,コウノトリを育む農法を実践されている農家の方から講義をお聞きし,その後,実際に田んぼで作業をさせていただいたり,田結地区ではコウノトリのえさ場である湿地をつくる作業をさせていただくなど,盛りだくさんでした。

また,中貝宗治豊岡市長を表敬訪問させていただき,コウノトリと人間との共生を目指す取り組みについて,お話をお聞きしました。
参加した生徒たちにとって,たいへん有意義な研修となりました。

大阪府立花の文化園にてSS国内研修を行いました

  • 大阪府立花の文化園にてSS国内研修を行いました
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  • 大阪府立花の文化園にてSS国内研修を行いました
  • 大阪府立花の文化園にてSS国内研修を行いました

 2014年3月17日から19日、2泊3日でSS国内研修を行いました。大阪府立花の文化園に高校2年生1名、高校1年生3名がお世話になりました。

 研修では、植物園の役割や植物の育種、植物多様性の保全、植物の繁殖などについての講義を受けました。また、講義だけではなく、実際の植物に触れる実習も行いました。春先が見ごろのクリスマスローズの交配実習や、クリンソウなどの野生植物の植え替え、園内に咲く植物の苗作り(種まき)などを体験しました。珍しい植物のお話しを伺ったり、実際の育種実習など、普段の学校生活では決してできない経験をさせていただいた生徒達は、全員が参加して良かったと答え、「また来年も勉強したい」という声もありました。

海洋ビブリオ属細菌の科学 ~SS国内研修~

  • 海洋ビブリオ属細菌の科学 ~SS国内研修~
  • 海洋ビブリオ属細菌の科学 ~SS国内研修~

 8月5日(月)~8月7日(水)の2泊3日で、高校2年生男子2名、女子2名の計4名の生徒が神戸大学大学院教授の三村先生の研修を受講しました。

 初日は細菌学の基礎学習と実験の準備をして、午後は大学の公開講座を受講しました。実習の内容は学部の2年生で実験するレベルの培養実験で、2日目の先生のご講義は生徒と丁々発止のやりとりの中、かなりレベルの高い内容のご講義で、ついて行くことができ
ないくらいハードでした。

 神戸のホテル泊まりで、予習復習が大変な中、中華街へ行ったことも楽しかったですが、大学の先生のつきっきりのご指導で、細菌学の基礎から応用までの培養技術を身につけることができたことが一番で、自分たちの理科課題研究にも応用したいという生徒もおりました。

海洋学(魚類から海底探査まで)をまるごとゲット ~SS国内研修~

  • 海洋学(魚類から海底探査まで)をまるごとゲット ~SS国内研修~
  • 海洋学(魚類から海底探査まで)をまるごとゲット ~SS国内研修~

 7月31日(水)~8月3日(土)の3泊4日で、高校2年生男子生徒4名が、新幹線で品川駅へ、そこから徒歩で東京海洋大学に入り、1日目は講義を3講義受講しました。

 この大学の特徴は、海洋学をあらゆるジャンル(「生物」「環境」「食品」「船舶」「経済学」など)からトータルに学ぶことができることです。2日目は葛西臨海水族園の見学と、午後は大学で実習。3日目は丸一日4講義の受講と、かなりハードな研修でした。

 途中、女子寮で暮らしていらっしゃる本校の卒業生の先輩も駆けつけてくださり、大学の話を伺うことができ、カッターや練習船のあるポンドなども案内していただき、最終日の国立科学博物館の深海展見学も含め、厳しい日程でしたが、みんなしっかり海洋学の虜になりました。

八重山諸島のサンゴの現状と未来 ~SS国内研修~

  • 八重山諸島のサンゴの現状と未来 ~SS国内研修~
  • 八重山諸島のサンゴの現状と未来 ~SS国内研修~

 7月15日(月)~7月18日(木)の3泊4日の研修でした。関西から空路石垣島へ、そこから海路高速艇で小浜島を経由して無人島のカヤマ島へ。見たこともない美しい石西(石垣島と西表島の間)礁湖の海で、高校2年生男子生徒4名がシー・テクニコ(株)の前田博先生の元、標記研修を受講しました。

 水を天水に頼る無人島でのキャンプは、かなりハードなものでしたが、エメラルドグリーンの海と、西表島に落ちる真っ赤な夕陽、そして夜の満天の星は目に焼き付いています。

 9時間に及ぶスクーバダイビングと、最終日に受講した環境省石垣島自然保護官事務所国際サンゴモニタリングセンターの平野先生のご講義で、世界に類を見ないサンゴの種類数を誇るこの石西礁湖を保全していく意義と使命をしっかり理解することができました。

コウノトリ生息地保全実習 ~SS国内研修~

  • コウノトリ生息地保全実習 ~SS国内研修~
  • コウノトリ生息地保全実習 ~SS国内研修~

 高校2年生になると、特進コースは、理系・文系・SSH系に選択が分かれます。
SSH系では、12月に全員がベトナム海外サイエンス研修に出かけますが、残りの理系・文系の生徒向けのSSH行事が「SS国内研修」です。年間7件程度の研修を予定していますが、この夏休み期間中に4件の国内研修が行われ、16名の生徒が2~3泊で、全国各地で学びを深めました。本当に多くの大学の先生方や研究機関の先生方にご協力を頂き、事故なく、無事にすべての行事を終えることができました。

 7月15日(月)~7月18日(木)の3泊4日で、兵庫県豊岡市のコウノトリ湿地ネットと、豊岡市コウノトリ共生課にお世話になって、高校2年生男子生徒4名がハチゴロウの湿地と田結(たい)地区を中心に研修を受講しました。
 まずはコウノトリ郷公園で勉強をして、湿地作業と生物の保全作業。網漁や釣りも体験しました。夜は地域の方々からのお話を聞いたりと、充実した研修となりました。三日目には市長の中貝先生を市役所に表敬訪問し、激励のお言葉をいただくなど、豊岡市の方々の暖かさを感じた研修でした。