NARAGAKUEN Junior High School , High School

支援チーム

◇2016-08-02 (火)
行事
第1回環境研修を実施(中1)
第1回環境研修を実施(中1)
第1回環境研修を実施(中1)
makican
第1回環境研修を実施(中1)
第1回環境研修を実施(中1)
makican

中学1年生とその保護者を対象に「持続可能な循環型社会の仕組み」を体験的に学ぶ「第1回環境研修」を、7月30日(土)に実施しました。研修は講演と里山での実地体験の2部構成となっており、この取り組みは、中学・高校を通して実施する環境研修の一環として行っているものです。

今年も、昨年と同じく和歌山大学システム工学部教授の養父志乃夫先生を講師にお迎えし、「学ぼう 発見しよう 里山づくり」をテーマに、生態系物質の循環について講演していただきました。

この講演では、日本の自然体系を守る上で日本の里山が担ってきた重要な役割などの紹介を通して、食糧自給率や地球温暖化の現状、絶滅危惧種の問題といった多彩な環境問題にも触れ、それらの問題を解決するための様々な取り組みの重要性などについてお話しくださいました。
そして、「自然の大切さを五感で感じ学ぶことができる素晴らしい環境の中で学んでいるのですから、里山の活用や循環型社会の構築などの環境問題について考えるきっかけとしてください」と訴えられました。

続いて生徒たちは、クラス別に分かれて、校地内の里山へ向かいました。
里山では、後輩の指導育成のために本校の卒業生で組織する「矢田の丘里山支援チーム」によるTA(ティーチングアシスタント)などが各要所に立ち、棚田では昆虫採取や『ナラ枯れ』など里山で起きている問題を確かめ、山中では食べられる植物採取とその名称を確認。また、ため池と水の営みについて学び、さらに、グラウンド周辺ではホタルが生息するための環境作りとしての土嚢作りなどを行いました。一方、保護者の方々も、教員やTAの案内で里山の様子や、生徒たちの作業する姿を見学していただきました。

参加した生徒は、「里山を実際に歩いてみて、その素晴らしさを実感できました」といった声が聞かれました。また保護者の方からは「里山という身近な存在を通して、地球全体のグローバルな環境問題を考えることができました」「学校内でホタルが飛ぶところを、実際に見てみたいと思いました」といった感想をいただきました。

◇2015-07-16 (木)
アイコンなし
里山教室を開催
里山教室を開催
里山教室を開催
makican

学校見学会で「里山教室」を行いました。

7月12日(日曜日)、セミも鳴きはじめ本格的な夏の到来を感じるなか、奈良学園の学校見学会で矢田の丘里山支援チームに所属する本校OB・OGたちが、来校していただいた計84名の保護者と子どもさんに「里山教室」を開きました。

学園の広大な学校林の案内のためにこの日は朝から11人の奈良学園のOB・OGたちが集まり、ルートの確認と下見および班編成と連絡事項の伝達等を行い、万全の態勢で学校林案内に臨みました。

この教室は午前と午後の2回行い、各5班を編成して、奈良学園の学校林とそこでの活動について、動植物や環境についての豆知識、奈良学園での学校生活や勉強についての説明をして、皆様からの質問も受けました。

シイタケのホダ場では、ホダ木に使われている樹木の種類や、どのようにしてシイタケを植菌するのか、なぜホダ木を使ってシイタケを作るのか、シイタケの出来たホダ木はどうなるのか、循環型の環境とは何かなどを説明させていただきました。

貯水池におけるホタルの説明でも、興味深そうに水の中を覗き込む子どもさんや保護者の皆様の姿を見て、この山や水系、そしてそれらを守るこの活動の大切さを私たち自身も再確認する良い機会となりました。

また、山の中では様々な昆虫が見られ、棚田のなかではアメンボやマツモムシ、シュレーゲルアオガエルのオタマジャクシなども見つけることができ、私達自身も非常にワクワクしながらご案内できました。

午前午後ともに非常に暑くなりましたが、そのような中で熱心に話を聞いていただいた皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

◇2015-05-13 (水)
アイコンなし
エンシュウムヨウラン調査を実施
エンシュウムヨウラン調査を実施
エンシュウムヨウラン調査を実施
makican

矢田の丘里山支援チームと現役生徒によるエンシュウムヨウラン調査を実施しました。

昨年まで「ムヨウラン」だと思っていた学校林の腐生植物は、OBの京都大学農学研究科の末次健司先生により、奈良県初記録種の「エンシュウムヨウラン」であると同定されました。

5月9日(土曜日)、このエンシュウムヨウランの観察会と第一回総会が行われ、計14名が参加しました。
朝から雲行きが怪しく、一時は開催が危ぶまれましたが、無事時間通りに開始。

エンシュウムヨウランは地面に落ちた木の枝などと見分けるのが難しく、苦戦しましたが、本物を見つけるとやはり気分が高ぶりました。

10時過ぎに山に入りましたが気づけば2時間以上経っていて、時が経つのがあっという間に感じられました。
結果的に、100株以上のランが確認されました。絶やさずこれからも大切に守っていきたいと思います。

そして昼食後、エンシュウムヨウランを調査している現役の高1、高2生6人と顔合わせ。高校生が午前中に私たちが印をつけたランの個体調査をしてくれたので、私たちはその手伝いをしました。

これまでの環境研修でも顔を合わせたことのある生徒や「初めまして」の生徒など、様々な生徒がいましたが、みんな熱心に楽しんでやってくれました。

その後、チームの総会を開き、里山支援チームの今後について話し合いました。
先輩方からも様々な意見を頂き、とてもためになりました。まだまだ改善すべき点も多いですがより良いチームにしていきたいものです。

このように母校の素晴らしさを実感出来た、充実した良い1日となりました。

◇2015-03-01 (日)
アイコンなし
第2回環境研修(中1)でTAとして活動
第2回環境研修(中1)でTAとして活動
第2回環境研修(中1)でTAとして活動
makican

2月27日(金)に、平成26年度の中学1年生第2回環境研修が実施され、私たち18名がTAとして参加しました。研修は、A組からD組まで、各クラス1時限ずつで行われました。

生徒たちは、和歌山大学システム工学部の養父志乃夫先生のお話を伺ってから、4班に分かれて、ソーラーパネルの見学とシイタケの植菌をします。私たちは各班を引率して、活動場所への誘導や、活動中の生徒たちの安全確認をしました。この研修を通して、生徒たちとたくさん交流することができました。

NGプラザ屋上にあるソーラーパネルでは、先生やソーラーパネル担当のTAが、太陽光発電で得られた電気が学校で使われるまでの仕組みや、大グラウンドのそばにある風力発電について簡単に解説しました。

生徒たちが、私たちとの話しやソーラーパネルの間近で体験したことを覚えていてくれたら嬉しいです。今回の研修を契機に、ときおりNGプラザ2階のモニターにも目を向けてほしいと思います。

もう一つの実習であるシイタケの植菌は、森の教室内のホダ場で行いました。
コナラをホダ木として、シイタケ形成菌を植え付けます。私たちは生徒に寄り添い、お気に入りのホダ木を選ぶところから手伝いをします。

植菌の後、ネーム入りタックを木に打ち込めば「マイホダ木」の完成です。シイタケはホダ木を栄養源として成長するので、シイタケが上がれば上がるほど、木は腐り、軽くなっていきます。マイホダ木を作ることで、その様子を見に生徒が森の教室に足を運ぶ機会が増えればいいなと思います。

また、今回は将来の支援チーム候補である、高校2年生のSSH系生徒も手伝いに来てくれましたので、彼らとも楽しくコミュニケーションをとることができ、私たちにとっては有意義な一日となりました。

◇2015-02-25 (水)
アイコンなし
「矢田の丘里山支援チーム」の活動について
Ⅰ チームのご紹介

約13haの校地面積を持つ奈良学園中高の環境保全活動を支援するために、卒業生により5年前に設立された、OB・OG団体です。
設立当初は、学校環境保全活動のTA(ティーチングアシスタント)として活動していました。
現在、会員数は76名となり、学校の環境保全活動を支援する目的を越えて、

① 地域の環境NPO団体と共に里地・里山の再生作業や維持・管理、古道整備への協力や樹木ラベルづくり
② 地域の小学生と保護者の方を対象とした学習会やフィールドワーク開催
③ 特徴的な活動として、大学での学びを実践する、対象地の生物多様性保全事業を実施しています。

すなわち、チームの会員が在籍する大学と大学院は31大学・研究科におよんでおり、会員とその所属研究室とが連携してこの地域の生物多様性保全にむけた研究を進めていこうという取組です。


Ⅱ 活動の様子

▲ 中学校の環境研修でのTA活動
▲ 高校生の田植え・稲刈り実習でのTA活動
▲ 小学生と保護者の方対象の「奈良学塾」を年2回主催しています
▲ 学校見学会里山教室を主催
▲ ニホンアカガエル産卵場づくりとエンシュウムヨウラン植生調査

Ⅲ 目標

「矢田の丘里山支援チーム」を組織することで、

① 本校に入学前の幼少期は支援チームが主催する「里山の森を育てるクラブ」に参加
② 中学・高校の多感な時期を本校の自然環境の中で過ごし、環境保全活動を進める。
③ 卒業後は支援チームの活動に参画する。

という、成長に合わせて環境保全学習を体系的に完結させる、「持続可能な循環型の人的支援システム」の構築に力を注いでいきたい。
clb