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ニュース&トピックス

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芸術鑑賞会を行いました

9月26日(火)、今年は和太鼓グループ彩-sai-をお迎えして芸術鑑賞会を開催しました。和太鼓グループ彩-sai-は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の劇伴にも参加した、東京の葛飾をベースとし、海外でも演奏活動を行う、若い男性のみの和太鼓集団です。
オープニングから、迫力ある太鼓の響と全身に伝わってくるその振動に、生徒達は圧倒されている様子です。続いて、祭りばやしなどで使われている締太鼓(しめだいこ)、元々は仏教儀式での鳴り物として使われていた小さなシンバルのようなチャッパなど、使用されている打楽器の説明がありました。また、和太鼓グループ彩-sai-では、竹に穴を開けただけの篠笛(しのぶえ)や、幽玄な響が特徴で能楽などで用いられる能管などの笛も和太鼓とともに演奏に取り入れています。
続いての演奏は、紹介されたチャッパという打楽器にフォーカスしたものです。複数人でチャッパを使って武道のように闘ったり、ついには「かめはめ波」をチャッパから出してみたり、演奏の迫力だけではない、ビジュアル的にも楽しいコミカルな演奏を披露してくれました。その後は、静寂と幽玄を感じさせる篠笛と能管の演奏、そこから全員が登場して勇壮でスケールの大きい「鎌倉殿の13人」のテーマへと続きます。今回、和太鼓グループ彩-sai-の皆さんは、奈良学園スペシャルバージョンを披露してくれました。
後半は、太鼓のリズムに合わせて生徒全員が手拍子を合わせたり、生徒9名と教員1名が舞台上にあがり、和太鼓演奏に挑戦しました。和太鼓を実際にたたいてみた生徒は、「すごく気持ちよかったです。」、「和太鼓の反動が腕に跳ね返ってくるのがすごかったです。」と、壇上で感想を語ってくれました。
ラストナンバーの後には、ご自身の好きなことを職業にされているメンバーの方から、「皆さんも自分の好きを見つけて楽しい人生を!夢が叶いますように!」と、熱いエールを贈ってもらいました。アンコール曲では、大きな祭りうちわが登場し、生徒達全員でひとつになって、「ワッショイ!」に合わせて手拍子を打ちました。
最後に、生徒会長からメンバーの皆さんに花束が贈呈され、感謝と感動が伝えられました。今日は和太鼓を通じて、皆の心がひとつになれることを感じました。和太鼓グループ彩-sai-の皆さま、力強い演奏をありがとうございました。