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令和7年度入学式・始業式を行いました

4月4日(金)、本校中学校から高等学校に入学する生徒の入学式と全体の始業式を行いました。

 式典に先立ち、河合保秀校長の退任式が行われました。河合校長からは、「一番の先生は教え子でした。生徒たちからは様々な人生を学ばせてもらいました。いろんな人たちからかけてもらえる言葉の向こうにある心をしっかり感じとり、その時々の出会いと縁を大切にして、奈良学園の豊かな環境の中で学び、奈良学の新たな歴史を創っていってください。」と、在校生にメッセージが贈られました。続いて、生徒会会長から花束贈呈が行われ、在校生たちは拍手で5年間にわたり指導してくださった河合校長に感謝の気持ちを伝えました。そして、新たに着任する前田景子校長と教職員3名の紹介が行われました。

 引き続き、高等学校入学式が行われ、前田校長から特進コース・医進コース148名に入学が許可され、全体の始業式にはいりました。この日は校庭の桜が満開をむかえ、前田校長は式辞の中で、人間国宝の染色家である、志村ふくみ氏の桜の樹皮を使った草木染についてとりあげました。固いつぼみの時期に染めると一番きれいに染まることや、何回も丹念に染めあげることが美しさにつながること、また、桜は枝以上に根をはっており、四季折々の様子は人の生き方にもなぞらえることができると話し、「桜の木のようにしっかりと根を張り、日々の努力を重ねていってください。」と、生徒たちを激励しました。

 閉式後には、生徒指導部長より、通学時のマナーやSNSの使い方について、思いやりを持って、他者の立場になって考えることの大切さについて話がありました。

 式典の後には、生徒たちは新しいクラスメートや担任教諭とともに、満開の桜の下、歓談し、記念撮影を行い、新年度に向けての新たなスタートをきりました。