大学模擬授業を開催しました
6月23日(月)、高1生と高2生を対象に大学模擬授業を実施しました。看護学、教育学、経済学、経営学、情報学、心理学、農学、バイオ学、文学、歴史学、法学、薬学、理工学、社会学の各講座から、生徒たちは興味・関心のあるものを選び、受講しました。
文学・歴史学では「妖怪イメージとメディア」と題して江戸時代に起こった娯楽としての妖怪ブームと、それらをさらに流行らせた出版物や歌舞伎などを、スライドで当時の資料を見せながら解説していただきました。また、農学・バイオ学では、遺伝子組み換えについての講義が行われ、情報学では最新のAI研究の様子が紹介されました。ほかの講座についても、各大学よりお招きした先生方は、講義資料を様々に工夫していただき、専門分野の学術研究を高校生にもわかりやすく解説していただきました。
講座のなかには、「大学に進学してからは、これは! という先生を見つけて、その先生のゼミに入り、やる気のある学生たちと仲良くなって、研究に取り組んでいくことが大切です。」と、大学での研究や学習への取り組み方を、具体的にアドバイスしてくださる先生もおられるなど、興味深い内容ばかりで、真剣に聞き入る生徒たちは、大学で学ぶことに関心を高めてくれたのではないかと思います。
この日実施された大学模擬授業を通じて、大学について早くから知り、生徒たちの文理選択・志望校・学部選択の一助になればと考えています。