救急法等講習会を実施しました
7月8日(火)、第一体育館で救急法等講習会を実施しました。対象は各部活動の代表生徒と生徒会の文化祭実行委員および役員で、本校の保健体育科教員が講師を務めました。
前半はスライドを使った座学から始まり、校内3箇所に設置されているAEDの場所を確認しました。続いて、これからの季節に注意が必要な熱中症の危険性や症状について解説しました。WBGT(暑さ指数)で熱中症のリスクを判断する方法や、活動前に暑さに慣れておく暑熱順化の重要性のほか、適切な水分・塩分補給の方法、経口補水液の作り方など予防の心得についても学びました。
続いて教員が手本となり、心肺蘇生訓練用のシミュレーター人形を使って、倒れている人を発見した際の対応を学びました。意識があるかの確認に始まり、周囲に助けを求めて救急車とAEDを手配すること、胸骨圧迫の強さと間隔、AEDの使用など一連の流れを実践しました。
その後班に分かれ、専用アプリで正しい胸骨圧迫ができているか確認しながら練習しました。生徒たちは「意外と疲れる」「もっと早くした方がいいよ」と感想を話し合いながら懸命に取り組んでいました。
部活動や文化祭準備など、夏にはさまざまな活動が行われます。今回学んだ知識と技術が、万一の場合に備えて健康と命を守る力となることを期待しています。