令和7年度一学期終業式を行いました
7月19日(土)、第1体育館で令和7年度一学期の終業式を行いました。
はじめに、陸上部、テニス部、囲碁将棋部などの部活動で優秀な成績を残した生徒に表彰状を授与しました。また、合わせて夏の全国大会に出場する生徒達の壮行会も行いました。囲碁将棋部、陸上競技部、アーチェリー部、相撲の代表生徒が壇上に上がり、「応援よろしくお願いします」と挨拶すると生徒たちが拍手で応えました。
前田景子校長は、全国大会に挑戦する生徒達に、「新たな景色が見えるよう、頑張ってください。Go for it ! 」とエールを贈りました。
式辞で前田校長は、「学校見学をされた方々からは、本校生徒の皆さんの言葉づかいや挨拶が素晴らしいという声をいただいています。」という話に続いて、「挨拶という言葉の「挨」には「軽く前に押す」、「拶」には「強く相手に迫る」という意味があります。」と説明し、「元々は禅の言葉に、「一挨一拶」というものがあり、それは、相手の悟りが深いか浅いか、従うのか背くのか、相手の腹の中を知るという意味です。挨拶をいい加減にすることは自分の生き方をいい加減にすることになります。松下幸之助氏は、社員の挨拶の様子を見て、その企業の経営がうまくいっているかを見抜かれました。他にも、整理整頓、トイレの掃除も判断基準だったそうです。これは学校にも当てはまります。「凡事徹底」、当たり前のことを徹底してやることが大切です。イチロー選手は、高校生活の3年間、寝る前に10分間の素振りを3年間行い、その小さな積み重ねが素晴らしい成果につながったそうです。勉強も部活動も小さいことを積み重ねる「凡事徹底」が飛躍につながります。」と、壇上から、それらの文字を生徒達に見せながら語りました。
生徒指導部長からは、熱中症などに注意し、夏休み中に様々なトラブルに巻き込まれないよう注意がありました。生徒の皆さんが、無事故で実り多き夏休みを送れるよう、教職員一同願っています。