第16回ビブリオバトルをおこないました
10月2日(木)、「第16回ビブリオバトル」を大教室にて開催しました。ビブリオバトルとは、参加者がそれぞれお気に入りの本を持ち寄り、その魅力を5分間で紹介し合う“本の紹介ゲーム”です。発表後には観覧者による投票を行い、最後に「一番読みたくなった本=チャンプ本」を決定します。
今回のバトルには、学年を越えて多くの生徒が参加しました。現代小説や近代小説、海外文学、ライトノベルに漫画本まで、発表された本のジャンルは多彩で、発表者それぞれの個性が光る時間となりました。
中でも印象的だったのは、本の内容だけでなく「面白いと思ったところ」「おすすめポイント」などを自身の読書体験を交えて語っていた点です。それぞれが自分の言葉で話し、聞いている生徒たちも自然と引き込まれ、思わず「読んでみたい!」という気持ちになりました。
投票の結果、今回の「チャンプ本」に選ばれたのは、高校I年B組の村上佳南さんが紹介した『猫を処方いたします。』でした。発表のわかりやすさや熱意に加え、思わず引き込まれる投げかけや親しみやすいトークが高く評価され、最後に図書カードと賞状とトロフィーが授与されました。村上さんは、11月に行われる全国高等学校ビブリオバトル奈良県大会にも出場します。
ビブリオバトルを通じて、「本を読む楽しさ」や「言葉で伝える力」を実感できた今回の時間。参加した生徒だけでなく、観戦したみなさんにとっても、読書の魅力を再発見するきっかけになったのではないでしょうか。
これからも学校全体で、読書を楽しむ取り組みを広げていきたいと思います。